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今日は初めてジムに会員として行く日。
全然やましい気持ちもないし、純粋に運動をしに行こうと思ってる。
…はずなのに。
「あれ。上田ちゃん今日デートか？」
「え？いえ、全然…どうしてですか？」
「いやー…なんか、今日いつもよりおめかししてない？みたいな。
ごめんごめん気にしないで」
「いえ。お疲れ様です、お先に失礼します」
職場で隣の席の桐山さんから言われた言葉の意味を考えながら、ロッカーに設置された鏡の前に立ってみる。
別に、自分的にはいつもと何も変わらないと思うんだけど…
「ケバいってこと？」
気合い入ってるって、つまりそういうこと？
そう思ったらチークが濃いような気がしてきてゴシゴシティッシュで拭った。
家の最寄の隣駅でジムを見つけられたのは幸運だった。
だってわざわざ行かなきゃ行かない場所だと絶対めんどうだし、会社が休みの日は面倒だ行かないだろうな。
あの日、ぶらぶら散歩をしようと思った自分にグッジョブ。
「こんばんはー…」
「こんばんは！いらっしゃいませ！」
今日は、フロントには中間さんはいない。
代わりに元気いっぱいのアルバイトの男の子。
そりゃ、マネージャーさんが常にフロントにいるわけないよね。
下手したら現場にいる事も少ないのかも？
色々忙しいだろうし。
少しがっかりしたけど仕方ない。
そう考えながら、ロッカールームでこの前買ったウェアに着替えて
全身を鏡で眺めてため息をついた。
なんじゃ、この真っ黒ド地味星人は…
くそぅ、兄貴め。絶対今度の休みに買い直しに行こう。
周りにいる同世代の女の子はパステル色のウェアを着て可愛らしい。
……羨ましいよぉ。
そして更に気分が下がる光景が。
この前色々案内してくれた重岡さんは、今日は予約があるらしく他のお客さんの横にファイルを持って立ってる。
ちょっとガッカリ。また教えてもらいたかったのに。
ため息をついて、手の空いてそうなトレーナーを探そうと周りを見回してると
「こんばんは。初めてですか？」
「あ、はい………！！！」
「でしたら、器具のガイダンスしましょうか。藤井です、よろしくお願いします」
ここのトレーナーって、顔面偏差値高過ぎやしませんか。
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あお(プロフ) - はじめまして！この作品を見させていただいております^ ^なんかついつい続きが気になってどんどん読んでいってしまいました！あと、移行する前にメッセージがあったのがなんか嬉しかったです＾＾いまから次の話を見てきます！楽しみです(^ ^) (2019年4月25日 0時) (
レス) id: 735c60907d (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ミルキァさん» コメントとご指摘ありがとうございます！直しました(^-^;また続きもよろしくお願いします(^-^) (2019年2月13日 16時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキァ(プロフ) - コメント失礼致します！いつも楽しませて頂いています(*^^*)48の投稿の転勤が天気になってると思います。違ったらごめんなさい(;_;) (2019年2月13日 1時) (レス) id: d4ceab3b1f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ゆっぽんさん» コメントありがとうございます。頂いた日からなかなか更新が出来ず申し訳ないです_(。｡)_落ち着いたらまた描き始めますので、その時はぜひ読んでやってください♪ (2019年2月10日 22時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぽん(プロフ) - 初めまして！この小説とっても大好きで唯一毎日チェックさせて頂いてます。毎日更新していただいてありがとうございます！これからも楽しみにしてます( ^ω^ ) (2019年2月9日 1時) (レス) id: ae7f2f8e0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2019年1月16日 20時
