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淳子ママは俺の恋バナに興味津々らしく、結構食いついてきてくれる。
「へぇ、すごいじゃない。一歩前進な感じ？」
「いやー…全然。あっちは手繋いだ事なんてこれっぽっちも意識してへんと思うし」
「そう？いくらただの男友達でも、それなりにドキドキするもんやと思うけど」
「ママもそう思う？ほんま？」
「もちろん。
ていうかね、いくら友達でも全く対象外の人と2人で学祭回るとか、お化け屋敷入るとか…ましてや怖いからって手繋ぐなんてしないと思うけど。
逆に、シゲちゃんはできる？全くその気が無い子に怖いからって言われて繋いであげられる？」
「…無理や、絶対。つーか2人になろうとも思わんし」
「ほらー。頑張れば、いけるかもよ？」
なんか、めちゃくちゃ俺のこと気持ちよくしてくれるな。
さすがやわ、だてにママさんやってへん。
現に、完全に思考がポジティブになってきた。
しかも、あの占いの結果が更に背中を押してくる。
「でもさ、あいつ彼氏おるやん？東京に。そのためにここで働いてるんやろ？」
「まぁ、そうやけど。
…でもね、シゲちゃん。女の子って何だかんだ、そばにいて自分を想ってくれる人についつい揺らいじゃうもんやからさ」
今さら、あいつがちょっと他の男に好かれたからって靡く事もあんのかな。
少し考え込んでいると、店のドアが開いた。
「おはよぅございまーす」
「おわ、桐子さんやん」
「大毅ちゃん。アタシとしたチューが忘れられんから来たん？」
「んなわけ……A？」
桐子さんの後ろから、何とも言えない表情をしながらAがやってきた。
「シゲちゃん、どうしているの？」
「俺は、別に……
ママ！ママに会いにきただけやし」
「ふーん…」
ニコリともしないで、Aは俺が座ってたカウンターの席から２つ離れた場所に座った。
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さくら(プロフ) - ★mmiioo★さん» ちょっとずつ、主人公ちゃんの中で存在感を増してます^_^距離ってハンデですよね。 (2018年9月10日 19時) (
レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - あら、少しずーつシゲちゃん浸食？ (2018年9月9日 19時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ★mmiioo★さん» 神ちゃんの正体は少しずつ分かると思います！シゲちゃん誤解されてる笑ドンマイです(^_^;) (2018年9月5日 15時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - シゲちゃん、ファイト(笑)神ちゃん、謎！刺客？！(笑) (2018年9月4日 9時) (レス) id: 59f57126ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - お酢んさん» コメントありがとうございます^_^ご期待に添えるよう頑張りますので、続きもよろしくお願いします☆ (2018年8月30日 16時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2018年8月16日 21時
