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当然、腕の中でAは驚いてジタバタしてる。
だけどめげずに抱きしめる腕に力を入れたら、その動きは止まった。
「2人でさ、飲みや買い物したりは前からした事あるけどさ…
今日のはそれまでのとは全然違うねん。
……Aにとっては同じかもしれへんけどさ」
「そんな事ないよ…違うのは分かる、し」
「ほんまに？」
「うん。前から優しいのは分かってるけど…友達とはまた別の気持ちで見たのは初めてだったから」
無意識なんかな。
昔から、Aの何気ない一言は俺の気持ちを鷲掴みにする。
「A、キスしてもええ？」
「へっ！？」
「3秒黙っとって」
腕の力を緩めて顔を覗き込むと、思いっきり動揺して目が泳いでる。
戸惑ってるのも迷ってるのもわかるけど、今は自分の欲に勝てない。
だから、そっと頬に手を添えて顔を近づけた。
「は、、�陲舛磴鵑辰叩�！！人っ！人来るからっ！」
そう言って、Aはグイっと俺の肩を両腕で押し返した。
我に返って窓の外を見ると、車の横を子連れ親子がはしゃぎながら通り過ぎて行った。
それを見送ると、もう気まずいってもんじゃない。
その上、再びさっきの空気にも持っていけない。
そして、もちろん…
「今日はありがとっ…あの、ここで、大丈夫だから！じゃ、私行くねっ」
「あ、A…っ」
引き止める声とドアが閉まる音が重なって、それは届く事はなく
逃げるみたいに小走りで消えて行く彼女を見送るしかできなかった。
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一波(プロフ) - そうなんですね！まだ決めてないとかよりドキドキします！！ (2018年6月27日 20時) (
レス) id: 42ea6c0922 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！毎回毎回すごくドキドキしながら読んでます。続き楽しみに待ってます！ (2018年6月27日 14時) (レス) id: 76bb538f5e (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ★mmiioo★さん» ですよね、私も自分で描いていて�陲舛磴鵑澆燭い平洋匹い覆隼廚辰討靴泙い泙�(o^^o)どちらを選ぶか、良ければ最後までお付き合いお願いします☆ (2018年6月26日 23時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 一波さん» 楽しみにしてくださりありがとうございます♪主人公がどちらを選ぶか、私も実はまだ決め兼ねてるので楽しみにお待ちください(o^^o) (2018年6月26日 23時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - このお話だと濱ちゃんかな。濱ちゃん、切ない！ (2018年6月25日 11時) (レス) id: 59f57126ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2018年6月13日 17時
