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家の最寄駅で降りて、そのまま目の前にある大型のドラッグストアへ入る。
広瀬さんは着替えや化粧水とか見たいらしいから、俺がいると選びにくいと思って適当に店内をフラフラ。
洗剤コーナーや薬コーナーを何も考えずに歩いていると、目に飛び込んで来たものに思わず足が止まってしまった。
それは、いわゆる…。
店内の片隅に異様な存在感を放ちながら、キラキラと綺麗なデザインの四角い箱が並んでる。
いらんやろ、そんなつもり無いしっていう気持ちと
万が一チャンスが訪れた時、これがなきゃアカンやんっていう気持ちがせめぎ合う。
俺の気持ちは、これでもかって程分かってるはず
そんな奴の部屋に来るって事は…
…って、そんなんやない。今夜のは、止むを得ず。
しかも、カプセルホテルに泊まろうとしてるのをわざわざ引き止めて半ば強引に連れ込もうとしてるだけやし。
でも、期待するなってのも無理な話で。
頭の中でぐるぐる考えてると、本当に足が動かなくなって来た。
「重岡さん…？」
ハッと我に買えると、買い物を終えた広瀬さんが隣にいた。
そして、俺が釘付けになってた物を見て、何とも言えない表情を浮かべてる。
「ちゃ、ちゃうねんって。たまたま、通りすがっただけやしっ」
「…ふーん…」
「終わったん？買い物」
「…うん、終わりました」
「ほな、行こ。何か飯食ってくか、買って帰ろっ」
口ではそう言いつつ、一度意識してしまうと、もう頭はそれでいっぱい。
俺、一晩無事に越せるんかな…
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ｒ・ｓ - すっごおおおく面白かったです。でも、私の名前が涼って書いてすずって読むから途中意味が分からなくなりました(笑) (2019年9月28日 10時) (
レス) id: 1a62da02fe (このIDを非表示/違反報告)
みき - こんにちは、とっても素敵な小説でした。ただ一つだけお伝えしたいことがあって。従兄弟って結婚出来ますよ！ (2018年7月6日 13時) (レス) id: c1bf6dd89f (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - お返事ありがとうございます!さくらさんのWESTのは全部制覇したいです(^^)淳太君のは読みました(^^) (2018年6月24日 0時) (レス) id: 67846066e5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 一波さん» コメントと、読んで頂きありがとうございます^_^気に入ってもらえて凄く嬉しいです☆他の作品も、お時間ある時是非よろしくお願いします！ (2018年6月23日 23時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - ずっと気になってて、時間が出来たんで一気読みしちゃいました!すっごくよかったです!大好きになっちゃいました(^^)他のお話も読みます!素敵なお話ありがとうございました (2018年6月23日 2時) (レス) id: 67846066e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2018年6月1日 17時
