44 ページ44
夏恋さん元気?この前のお店に今夜行くから遊ぼ!
夏恋さんから突然LINEが届いた。
イケてる女は、事前に何日空いてる?遊ぼう!なんてアポ取らないのか…
当然の事ながら、アフター5の予定なんて残業以外一切ないから悲しいけど即答でOK。
貴方承知しました
就業時刻が過ぎて、身の回りを片付けていると隣の席の小瀧さんから声をかけられた。
「お前、今日もう帰る?」
「はい、キリも良いので…」
「…そっか。なら良いや」
「はい、すいません。お先に失礼します」
「お疲れ」
普段なら、ああ言われれば何か仕事があるのかと一応確認するけど
今日は予定があるから。友達?らしき人とご飯だから。そんな用事外せない。
小瀧さんにペコっと頭を下げて退勤をした。
そのまま藤井さんのお店に行くと、夏恋さんと萩花さんは既に来ていて、カウンター越しに藤井さんと話してる。
その姿は3人揃って美しくて、同じ人間なのかな?と首を傾げてしまう。
何となく話しかけづらくてドアの前で突っ立ってると萩花さんがこっちを見て目が合った。
「あ、Aちゃん!こっち、早くおいでよ」
「こんばんは…遅くなってすいません…」
「全然、私たち仕事休みだったから。それより突然誘ってごめんね、残業とか無かった?」
「はい、大丈夫です…」
手招きされるままカウンターへ近づくと、藤井さんが優しく微笑んで迎えてくれた。
「ごめんね、大島さん。強引なんだよこの2人は」
「いえ…嬉しかったです。こんな風に、仕事の後誰かと会うってあまり無いから」
「…何か飲む?」
「えっと…りんごジ
「お兄ちゃんのオススメノンアルカクテル!Aちゃんにぴったりなやつ作って!」
「へ?いや、私りんごジュースで…」
私に合うカクテルなんて作ってもらったこと無い。
戸惑う私を横目に、藤井さんはフワっと微笑んだ。
「了解。すぐ作るね」
「じゃ、あっちに移動しよーAちゃん」
「あ、はい…」
2人に手を引かれ、カウンターじゃなくてテーブル席へ移動した。
671人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら(プロフ) - 梨佳さん» コメントありがとうございます!長く放置していたのに、また読んでもらえて嬉しいです♪小瀧さんには主人公ちゃんをもっとドキドキさせてもらう予定なので、また続きもよろしくお願いします! (2018年11月12日 17時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
梨佳(プロフ) - こんにちは。更新有難うございます。待ってましたあ。このシリーズ大好きで何度も心臓やられてます。ShuuKaRen登場がますます嬉しくて。続きが楽しみ です 。 (2018年11月11日 13時) (レス) id: f6f7dba49d (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 小夜さん» コメントありがとうございます!長く止めていて申し訳なかったです(・・;)楽しんで頂けるよう、更新頑張ります♪ (2018年11月8日 21時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 更新再開とても嬉しいです!楽しみにしてます! (2018年11月7日 21時) (レス) id: c0727980c7 (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - お返事ありがとうございます!はい、気長に待っておりますので、作者さんのペースで書いて下さい。楽しみにしてます! (2018年6月27日 20時) (レス) id: 42ea6c0922 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくら | 作成日時:2018年5月11日 20時