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さすがに最上階とまではいかないけど、結構上の階まで来て窓から見える夜景はなかなかのもの。
このマンションはどうやら単身用の部屋もあるらしく、広瀬さんは1LDKの部屋やった。
俺も同じ間取りやけど、レベルが…。
「広瀬さんええ部屋住んでるなぁ…お嬢様なん？」
「違いますよ。ここは、淳太…店長のマンションです。聞いたかもしれないですけど、親戚なんです。
そのよしみで特別に」
職場まで徒歩圏内で、高級マンションで自適に暮らすとか…ええなぁ。
内覧会に来た気分で、ちょっとテンションが上がってしまう。
「どうぞ、適当に座っててください。何か飲みますか？お酒が良ければ、遠慮しないで言ってください」
「えっ！？いや、お茶か水でええよ！ごめんないきなり来ることになったのに…」
「いえ。毎晩1人も寂しいんで、たまには」
そう言いながらローテーブルに缶ビールとグラスを２つ置いた。
「すいません、お菓子みたいなおつまみしかないですけど、良ければ」
「いや、ありがとう…」
数種類ある小さなキューブチーズと、チョコレート。
広瀬さんがグラスにビールを注いでくれて、なんか…
「なんか、変な感じやな。広瀬さんが優しいとかさ」
「……失礼過ぎです、それ」
無意識に目が合った時に広瀬さんが笑ってくれて、いい歳してありえないくらい胸がキュンとしてしまった。
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さくら(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます^_^過去の作品から読んでくださってるんですね、とても嬉しいです♪新作もよろしくお願いします☆ (2018年4月22日 7時) (
レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - さくらさんこんにちわ。新作おめでとうございます。マシェリからお話し読ませて頂いてます。さくらさんのお話しはどれも大好きです。新作も頑張ってください(^ ^) (2018年4月21日 23時) (レス) id: 07c55f30e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2018年4月21日 11時
