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あんな風に言われたら気になるのは当然。
だから嫌がられるのも覚悟で、閉店まで近くで時間を潰した。
店長さんの言ってた通り広瀬さんは閉店後すぐに店から出てきて、俺を見つけて驚いた顔をした。
「…片付けはしないで早く帰れって言うのは珍しいと思ったら…。
友ちゃんだけじゃなくて淳太くんまで丸め込んだんですね」
「違…酷くない？その言い方はさすがに」
「予約の日まで来ないって言ってたじゃないですか」
「そうやけど…。ごめん、やっぱり会いにきた」
「…迷惑です」
友達になろうって言ってくれてた頃の穏やかな広瀬さんとは別人みたいに
今は全然ニコリともしてくれへん。
だけどキツい言葉を言う時必ず苦しそうな顔をするから、本心やなくて、ワザと言ってんの？とか思ってしまう。
一体、どんな闇を抱えてんねん。
「…何か用事ですか？言いたい事とか…」
「用事なんかあらへんよ。顔見たくなっただけ。
…あと…心配っていうか」
スタスタ歩いて行く後ろをついて行く。
しばらく歩いていくと住宅街へと町並みは変わっていき、一軒のマンションの前で広瀬さんは立ち止まった。
「どこまでついてくるんですか？」
「分からへん。広瀬さんが話聞いてくれるまで」
「…分かりました。ここなんです、家。上がってください」
「え…？」
お嬢様なん？って感じのご立派なマンション。
いきなりお客を家に上がれるって事は、一人で住んでるってことで…
高層階へ登るエレベーターに乗りながら、この子何者なんやって謎が深まった。
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さくら(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます^_^過去の作品から読んでくださってるんですね、とても嬉しいです♪新作もよろしくお願いします☆ (2018年4月22日 7時) (
レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - さくらさんこんにちわ。新作おめでとうございます。マシェリからお話し読ませて頂いてます。さくらさんのお話しはどれも大好きです。新作も頑張ってください(^ ^) (2018年4月21日 23時) (レス) id: 07c55f30e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2018年4月21日 11時
