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自分で言ってて悲しくなってきた。
だから、俺は多分相手にされへんのやって。
だけど友ちゃんは腑に落ちない顔をして首を傾げてる。
「店長がカッコいいのは同意ですけどー……
広瀬さん達は、重岡さんが心配するような事にはなりませんよ」
「なんでそんな事言い切れるん？」
「だって、従兄弟だもん。2人」
「えっ！？」
従兄弟！？
驚きすぎて、思わず立ち上がってしまった。
「知らなかったんですか？」
「知らんわ！早よ言えやっ」
「だって、聞かれなかったし……。
広瀬さんと話してる限りでは彼氏がいるって感じもしないし、ウジウジしてへんで重岡さんは告白すれば良いのに」
その言葉がグサっと胸に突き刺さる。
もう、告白してんねん。
だけどフラれたんやけど。
「多分ですけど、広瀬さんて相当プライベートは暗い生活してそう。
綺麗なのにはっちゃけてる感じもしませんよね」
「…そうなん？」
「はい。…やっぱ、………あ、私トイレ行ってきます」
勢いで何かを言いかけて、ハッと気づいて、慌てて友ちゃんは席を離れた。
怪し過ぎる。
神ちゃんも同じことを思ったみたいで目が合った。
「今の、怪しかったよな？」
「何か言おうとしたよな」
「言うまで帰さんぞ！」
戻ってきた友ちゃんに、大人2人で詰め寄ってさっき言いかけた事を問い詰める。
だけど、酔ってるくせにそこだけは意思が硬いらしく絶対口を割らない。
「もう、しつこいねん！2人とも！！
そんなに気になるなら、自分で聞いたらええやろっ！！」
完全に不機嫌になった友ちゃんを神ちゃんに押し付けて(ごめん)、俺は店を出た。
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さくら(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます^_^過去の作品から読んでくださってるんですね、とても嬉しいです♪新作もよろしくお願いします☆ (2018年4月22日 7時) (
レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - さくらさんこんにちわ。新作おめでとうございます。マシェリからお話し読ませて頂いてます。さくらさんのお話しはどれも大好きです。新作も頑張ってください(^ ^) (2018年4月21日 23時) (レス) id: 07c55f30e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2018年4月21日 11時
