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店内の片付けをしてると、外の掃除を終えた淳太くんが戻ってきた。
「待ち伏せとかはしてなさそうやったで」
「え?重岡さん?」
「ん、そう。一応家まで送る?」
「ううん、大丈夫だよ。そういう人じゃないと思うし」
「そっか。何かあったら言うてな」
「ありがと」
全部捨てて単身で大阪に来た私にとって、淳太くんの優しさは身に染みる。
甘えっぱなしじゃダメだよなとも思うけど心地良くてついつい、ってのが現状。
朝出勤して、夜まで仕事して、帰って家事をして寝る。
それだけの毎日で、何の彩りもない。
毎日綺麗な花に囲まれてるのに、こんなに地味でつまんない人生なんて笑っちゃう。
…だけど、しばらくはこれで良い。
だって、誰かを好きになって
上手くいかなくなって傷つくのって怖いから。
だから、このままで良い。
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さくら(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます^_^過去の作品から読んでくださってるんですね、とても嬉しいです♪新作もよろしくお願いします☆ (2018年4月22日 7時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - さくらさんこんにちわ。新作おめでとうございます。マシェリからお話し読ませて頂いてます。さくらさんのお話しはどれも大好きです。新作も頑張ってください(^ ^) (2018年4月21日 23時) (レス) id: 07c55f30e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2018年4月21日 11時