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24☆ ページ24

店内の片付けをしてると、外の掃除を終えた淳太くんが戻ってきた。





「待ち伏せとかはしてなさそうやったで」


「え?重岡さん?」


「ん、そう。一応家まで送る?」


「ううん、大丈夫だよ。そういう人じゃないと思うし」


「そっか。何かあったら言うてな」


「ありがと」






全部捨てて単身で大阪に来た私にとって、淳太くんの優しさは身に染みる。




甘えっぱなしじゃダメだよなとも思うけど心地良くてついつい、ってのが現状。






朝出勤して、夜まで仕事して、帰って家事をして寝る。



それだけの毎日で、何の彩りもない。




毎日綺麗な花に囲まれてるのに、こんなに地味でつまんない人生なんて笑っちゃう。






…だけど、しばらくはこれで良い。





だって、誰かを好きになって


上手くいかなくなって傷つくのって怖いから。




だから、このままで良い。

25→←23☆



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さくら(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます^_^過去の作品から読んでくださってるんですね、とても嬉しいです♪新作もよろしくお願いします☆ (2018年4月22日 7時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - さくらさんこんにちわ。新作おめでとうございます。マシェリからお話し読ませて頂いてます。さくらさんのお話しはどれも大好きです。新作も頑張ってください(^ ^) (2018年4月21日 23時) (レス) id: 07c55f30e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作成日時:2018年4月21日 11時

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