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当然ながら広瀬さんは驚いた顔をしている。
離れたところで盛り上がってる神ちゃんと友ちゃんとは対照的に、こっちはシーンとしちゃって微妙な空気。
「びっくりした？」
「はい…だって、この前の話否定しなかった…ていうか認めたじゃないですか！」
「うん…そういう事にしておけば、広瀬さんと仲良くなれるんかなぁって思った。
でもごめん、やっぱ誤解されたないから」
どうしようって感じで目が泳いでて、どうするんやろ。
本気でこの前の話を信じてたみたいやな。
「…嬉しいですけど…申し訳ないけど、私は重岡さんの事そんな風に見てないし、これからも見る気もないんで…」
「じゃ、これから頑張るから」
「ううん、頑張るとかじゃなくて…ごめんなさい。無理です」
「そんなよく知らん内に拒絶せんといて欲しいんやけど。
ええやん、勝手に好きでいるくらい」
「そっちこそ、よく知らないくせにどうしてそんなに頑張ろうとか思うんですか？理解できません」
お互いムキになって言い合いみたいになってきて、いつのまにか心配そうに神ちゃんたちから見守られてた。
「とにかく！
そんな…下心っていうか…そんな風に思ってるなら来ないでください。
無理なものは無理なんです」
「ちょっとAさん、一応重岡さんもお客様なんだし…」
見兼ねた友ちゃんが仲裁してくれて広瀬さんは落ち着いた。
「じゃ、じゃあそろそろ俺ら帰ろ！シゲも、今日のところはこの辺でな！」
だけど、納得いかへん。
だから店を出る前に立ち止まって、チラっと振り返って広瀬さんを見た。
「…また、来るから」
特に返事は返って来る事はなかった。
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さくら(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます^_^過去の作品から読んでくださってるんですね、とても嬉しいです♪新作もよろしくお願いします☆ (2018年4月22日 7時) (
レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - さくらさんこんにちわ。新作おめでとうございます。マシェリからお話し読ませて頂いてます。さくらさんのお話しはどれも大好きです。新作も頑張ってください(^ ^) (2018年4月21日 23時) (レス) id: 07c55f30e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2018年4月21日 11時
