アンジュ・エ・デモン 2nd

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…まぁ、会うくらいなら…はい…大丈夫です…







入社からずっとお世話になってる�霤弔気鵑慮斥佞魑饑笋垢觧�も出来ず、香澄ともう一度会う事を了承した。







そしたら今週末東京くるとかさ、ほんと行動力あるな香澄は。







了解したのは良いけど、やっぱ面倒くさい。

もともと、昔の恋人とかには一切未練とか無いタイプやし。
写真やプレゼントとかも捨てれるし。








話って、何？何を今更…








「しーげーおーかーくーーん？どこいってるのー？」



「へっ？？あ、ごめん。何やった？」








仕事に戻っても、どうやらそっちには身が入ってないらしい。








「大丈夫？どうかしたの？」


「いや、何にも。何やった？」


「これさ、営業に回してきて貰えない？私管理部に呼ばれて説明する時間ないんだよね」


「え、あ、わかった。しとくわ」









慌ただしく席を立った岡野から預かった書類。

中身を確認して、営業課へ向かった。









いつもなら、迷わず高橋のとこへ行く。

仕事やけど、関われるのが嬉しいかったりして。








…だけど今日は









「丸山さん、ちょっと良いですか？」



「え……はい！大丈夫です！」


「これ、今度からの新システムの説明を営業の課長さん達にするんやけど、その時…」








高橋がデスクにいるのに、何となく気まずくて敢えて後輩の丸山さんに話しかけた。







丸山さんは、多分話したこと無い。

だからびっくりしてる。何で私！？みたいな顔。








そして、視界の端にちらっと見えた







高橋は驚きの表情。








あと、これは多分俺の願望が混ざってるけど








少し寂しそうな顔をした気がした。

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