アンジュ・エ・デモン 2nd

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こんなにお酒飲んだのは久しぶりで、自分でもヤバイなって思うけどどうしてもこの時間はお酒に頼りたくなった。




イザとなれば神ちゃんおるし、ええよな？

俺の事介抱してや。









結構捨て身で、もしかしたら気持ち伝わるかなーなんて思ったけど



当の本人は藤井さんとデートってルンルンしとったわ。









「何なん？お前そんな弱くないやろ？！」


「�陲舛磴，，鵝�俺大阪帰りたいねんんんん」


「どうした？重岡辛いのか？東京」









久しぶりに大好きな�霤弔気鵑鵬颪Δ謄曄璽爛轡奪�なのもあるし、桐山さんは呆然として、神ちゃんは中間さんと俺の事遠巻きに観察しとるし









「あっ。バカ、これ飲むなお前っ」


「んー…ピリピリしてきたー…」









適当に手に取ったお酒は泡盛ロックだったようで、俺の記憶があるのはここまで。






うっすら冷めてきた意識の中で、ふんわりとした甘い香り。





ここがさっきの居酒屋じゃないことは分かったけど、何故か咄嗟に浮かんだのは元彼女の香澄。









香澄の香りやない。








だけど、俺の側におるのは香澄。









無意識に何故かそう思ってしまって、そばにいた高橋を香澄だと思い込んで引き寄せて、そのままキスをした。









キスはすぐに逃げられて、その間にどんどん意識ははっきりと戻っていき、その相手に愕然とする。









「たっっかはし！？えっ、な、なんで！？！？」




「なんでって…それは…っ」









お互い動揺して上手く言葉が出てこない。









ただ、１つはっきり理解した、酔ってたからとはいえ俺がキスをした相手は高橋ってこと。









人生で最大級にやらかした。

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