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撮影が終わってスタジオの後片付け。
私も使ってたメイク道具を片付けて、お世話になった編集さんやスタッフさんと少し話をしていた。
「平野さん、少し良いですか？」
振り返ると、着替えを済ませてカバンも持ってる小瀧さん。
そのままスタッフさん達と挨拶をして、小瀧さんの後を付いて行った。
そこは、夜になって人気の無くなったスタジオ併設の小さなカフェ。
側にあった自販機でコーヒーを買って、小さなテーブルに座った。
「どうかしました？」
「どうもこうも無いわ。事前に教えてや、今日Aちゃんが担当してくれるって。
なんのために連絡先教えたと思ってるん？」
「でも、昨日急に決まったことだったし…
それに私が担当になっても特に何も無いし…」
「あるやろ、関係。少なくともこの後の予定は入れんかったわ」
「…この後会社戻るからどっちみち無理です」
「そうだったとしても！
寂しいやろ、そんな風に言われるのとか…。
つかさ、ぶっちゃけ俺のことさ…」
「弟の、友達です」
自分で言って胸が痛くなった。
でも、それ以上に小瀧さんは傷ついた顔をしてる。
このまま、この調子で突っぱねれば終われるかな
終わりたくないけど、終わらせなかきゃいけないんだ。
「本気で言ってるん？それ」
「本気です。紫耀の友達です…いつも仲良くしてくれてありがとうとしか思わないです」
だめだ、泣きそう。
そして、それは小瀧さんも同じみたいで、辛そうな顔をしている。
「ごめん、小瀧さん。無理だよ、私たちがどうにかなるのとか…
「そんなんやなくてさ、俺はAちゃんの気持ちを知りたいん…
「私戻らなきゃ。会議なんです、失礼しますね」
「A！」
いきなり呼びすてにされてビックリして、立ち去ろうとした足が止まりかけた。
だけど私は小瀧さんの気持ちに応えられないし、自分の気持ちも押し殺すって決めたんだから。
だから振り返らなかったし、足も止めなかった。
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sakura - コードブルーファンですか？ (2020年1月25日 21時) (
レス) id: 7953d3d0df (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - きのはさん» ちょこちょことしか更新できていませんが、そう思ってくださる方がいて凄く嬉しいです。ありがとうございます♪続きもよろしくお願いします！ (2017年10月19日 15時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ポチャ桐子さん» ドキドキする感じで想いを伝え合えるようにしたかったので、そう言ってもらえて嬉しいです♪続きもよろしくお願いします！ (2017年10月19日 15時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - mikkyさん» 想いも通じて、でもまだまだドキドキは続きます！かな？もう少しお付き合い頂けると嬉しいです☆ (2017年10月19日 15時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - Mayさん» 好き同士のすれ違いは切なくて、進展させてしまいました(^-^;クリスマスに両思いになれて良かったです♪ (2017年10月19日 15時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2017年9月26日 17時
