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今日もいつもと変わらない毎日
日々レッスンに取り組んでいる
演技力を磨くために毎日頑張っている
でも今日は違った
森『学校終わったら直ぐavexに来てください！』
朝電話で森田さんにそう告げられたのだ
もしかして、この前やったオーディションかな
実は、私はこの前のドラマのオーディションでやらかしたのだ
もしかしたら怒られるのかも、とか思ったり…
そう思うと授業に集中できなくて、その時のことばかり頭をよぎっていた
ただならぬオーディション会場
私はこの時緊張でいっぱいだった
周りには見たことのある女優さんがいて、ここは私の居場所じゃない…って思った
でもできる限りのことはやろうと、喝を入れた
先に渡された台本に目を通して、ちょっとしたセリフを覚える
ここからどれだけ感情を入れて演技できるかが問題だったのに…
私の番号が呼ばれて中に入ると、監督らしき人を中心に沢山の大人が椅子に並んでいて、異様な空気だった
これに耐えなきゃいけないのに、私は無理だった
最初の方は演技は上手くいっていたのだが、セリフが飛んでしまったのだ
焦れば焦るほど分からなくなって、もうダメだと思った
部屋に沈黙が流れて心臓の音が響く中、その雰囲気に耐えれなかった私は、セリフを全て変えて演技を再開したのだ
こんなの前代未聞の行為
プロの人が考えたセリフではなく、自分がその場で咄嗟に考えたセリフだったからだ
西『まじかよ(笑)でもよくやったよ、頑張ったやん』
にっしーにそのことを話すと、そう励ましてくれたが私はすっかり落胆していた
せっかくにっしーが練習相手になってくれてたのに…
これがオーディションの厳しさかと思った
貴「ぁあー絶対怒られるーーー！」
先「おい、咲良うるせえぞ！！」
やばい、授業中なのに声に出てた…
隣を見ると
祐「ばーか(笑)」
祐樹くんにまで笑われちゃって
しかし世の中は残酷で、時間は規則正しく進んで行く
あっという間に放課後になってしまった
嫌だと思っても行かないことには変わりない
もう何を言われてもいい！と腹をくくった私は、avexに向かった
ロビーに入ると森田さんが椅子に座っていて
森「あーやっときた。もう何してたのよ(笑)」
貴「…すみません」
重い足取りだったせいか、着くのが遅くなった
森「じゃあいつも通り小会議室で。ちなみに、オーディションの件よ」
…やっぱり
ここから今直ぐにでも逃げ出したい気分だった
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さくら(プロフ) - じゅんさん» 返信遅れてすみません。登場人物設定の欄にご自身のお名前を入れていただければ、じゅんさんの名前に変換されると思います！ (2018年7月27日 0時) (
レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 名前が咲良になってます！ (2018年7月21日 18時) (レス) id: d643f009f0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - Chopaさん» ご指摘ありがとうございます！全く気が付きませんでした。すぐに直します！ (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
Chopa(プロフ) - すみません、229番のお話からいきなり300番に飛んでますよ！ (2018年2月21日 5時) (レス) id: 59b98c64bb (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - くまさん» おめでとうございます！まだ受験残ってたんですね。後悔しないように頑張ってください！ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2017年12月24日 0時
