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車を走らせること約15分
家から一番近い映画館についた
貴「私映画館のこの雰囲気好きなんだよね」
西「俺も。落ち着いてていいよな」
にっしーはバレたらいけないから、深くキャップを被っている
それでも分かる人には分かる
オーラが違う
西「どれ観る？」
2人でパンフレットを手に取り、観たい映画を選ぶ
映画なんて久しぶりで、今どんなのが上映されているのかもよく分からなかった
貴「どうしよう…あ、これ。面白そう」
私が選んだのは恋愛もの
西「お。俺もそれいいなって思ってた」
ちょうどにっしーもそう思っていたみたいで、作品選びは即決だった
貴「よかった。じゃあこれ見よ！」
観る映画が決まればワクワクしてきた
上映開始時間もちょうどいいかも
西「じゃあチケット買って…ポップコーン食べる？」
貴「食べたい！」
やっぱり映画館と言ったらポップコーンでしょ
西「何気楽しんでんじゃん？(笑)」
貴「あ…」
さっきまで”遊園地〜”って騒いでたけど
いざ映画となったらそれはそれで楽しくて
西「よかった。ずっと拗ねてたらどうしようかと思った」
にっしーに心配かけちゃったみたい
西「俺チケット買ってくるから待ってて」
貴「私が買いに行くよ！変に動いたらバレちゃう…」
私がそう言うと
西「大丈夫だから(笑)ほら、座って待ってな」
そう背中を押されたので、近くにある椅子に座って待つことにした
その時、ふとしたことが頭をよぎった
にっしーの事ばかり気にしていたが、私も一応芸能人なんだ…
ドラマを見てくれてた人にはバレちゃうのかな
まだ一般人から抜け出せていない私はなんの変装もなく、丸裸の状態だ
貴「…ま、大丈夫でしょ」
知名度は低い
私を知っている人はそんなにいないはず
前にあるモニターに映る、映画の宣伝に目をやる
貴「結構面白そうなのやってるんだな…」
これを機会に、これからもっと映画館にくるのも悪くないかも
そんな事を考えている時
私は奥の方でこっちを見ながら話している男性たちに気がつかなかった
西「おまたせ！後ろの方取ったから」
貴「ありがとう。そろそろ始まりそう」
西「じゃあポップコーンと飲み物買って、行こっか」
これからにっしーと一緒に観れる映画に胸を弾ませながら、この時は呑気にしていたんだ
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さくら(プロフ) - じゅんさん» 返信遅れてすみません。登場人物設定の欄にご自身のお名前を入れていただければ、じゅんさんの名前に変換されると思います！ (2018年7月27日 0時) (
レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 名前が咲良になってます！ (2018年7月21日 18時) (レス) id: d643f009f0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - Chopaさん» ご指摘ありがとうございます！全く気が付きませんでした。すぐに直します！ (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
Chopa(プロフ) - すみません、229番のお話からいきなり300番に飛んでますよ！ (2018年2月21日 5時) (レス) id: 59b98c64bb (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - くまさん» おめでとうございます！まだ受験残ってたんですね。後悔しないように頑張ってください！ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2017年12月24日 0時
