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西島side
青木美玲から全てを聞いた俺は、怒りを覚えた
その後の撮影もスタッフさんたちに
ス『何かあったんですか？』
そう言われるほどお互い演技に身が入らなかったが、なんとか撮り終えることができた
元から苦手なタイプだとは思ってたが、そこまでやる女だったなんて…
藤「西島さん、自宅に着きましたよー。疲れてそうなんで、今日はゆっくり休んだ方が…」
西「藤木さんありがとう。俺なら大丈夫なんで…お疲れ様でした」
早く咲良に会いたい
今までの分、全部拭ってあげたい
今すぐ安心させてあげたい
その一心で、足早にマンションに向かった
？「…あの！」
こんな時間に誰だよ…そう思い振り向くと
西「え、祐樹くん？」
祐「夜分遅くにすみません」
祐樹くんがいた
西「どうしたの…咲良に用があるなら呼ぼうか？」
祐「いえ、今日は西島さんに用があってきたので」
俺に用って…
西「…もしかして、ずっと待ってた？」
時刻は20時。俺の仕事の終わる時間なんて分かるはずがない
俺がそう聞くと、頷く祐樹くん
西「中入りな。ここじゃ寒いし」
祐「それは、大丈夫です。咲良いるし…すぐ終わりますんで」
咲良関係の話か…
西「…分かった。それで、話って？」
祐「あの…」
祐樹くんは少し間をおいて
祐「咲良のこと、よろしくお願いします！」
そう言って頭を下げた
訳がわからない俺は、ただポカンと立ったまま
祐「俺、咲良に告白して振られて、あーもう負けたって思ったんです。西島さんに」
祐樹くんは俺の良きライバルだった
祐「もう諦めたつもりだったんですけど、正直まだどこかに咲良の存在がいて…」
西「うん…」
祐「でも咲良の相手が西島さんなら、心から応援できる気がするんです」
まさか祐樹くんからそんなこと言われると思ってなかった
祐「俺、関西の大学に合格したんです。進学したらそっちに行くし、もう会えなくなるから…今日きっぱり蹴りつけようと思って」
西「祐樹くん…ありがとう」
祐樹くんは俺の顔を見て驚いた様子で
祐「…え、何で泣いてるんすか(笑)」
西「いやー、何か祐樹くんのこと考えたら涙出てきちゃって…ほんとに…今までありがとう」
祐「まじきもいです」
祐樹くんの立場からしたらかなり辛いだろう
俺にこんなこと言いたくないだろう…それでも言ってくれた
西「咲良は俺がちゃんと守るから」
その時に見せた祐樹くんの笑顔が、すごく輝いて見えたんだ
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さくら(プロフ) - じゅんさん» 返信遅れてすみません。登場人物設定の欄にご自身のお名前を入れていただければ、じゅんさんの名前に変換されると思います！ (2018年7月27日 0時) (
レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 名前が咲良になってます！ (2018年7月21日 18時) (レス) id: d643f009f0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - Chopaさん» ご指摘ありがとうございます！全く気が付きませんでした。すぐに直します！ (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
Chopa(プロフ) - すみません、229番のお話からいきなり300番に飛んでますよ！ (2018年2月21日 5時) (レス) id: 59b98c64bb (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - くまさん» おめでとうございます！まだ受験残ってたんですね。後悔しないように頑張ってください！ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2017年12月24日 0時
