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美玲side
星咲良がクランクアップし、残りは私と西島さんだけのカットになった
邪魔者はいなくなった
このチャンスを逃すわけにはいかないと思った私は、西島さんに告白をした
思った通り、動揺を隠しきれない様子で
…もっと私のことで頭をいっぱいにしたい
西「俺、悪いけど…」
青「西島さんって、常に咲良ちゃんのこと目で追ってましたよね」
私がそう言うと、西島さんは困ったような顔をして、もっとその表情を見たい衝動にかられた
私は狂っているのだろうか
青「咲良ちゃんも西島さんのこと、ずっと気にかけてた気がしたけどな〜」
西「…何が言いたいんだよ」
青「でもね、相手は高校生ですからね？」
そう言うと西島さんは下唇を噛むような表情を見せた
そうそう、その顔。もっと見せて欲しい
西「…咲良ちゃんとは何もねーよ」
西島さんがそう言うから
青「ふーん。私が西島さんにくっついてる時のあの子の表情…最高だったな」
西「…………」
青「だからちょっと意地悪しちゃった。あの子が嫉妬で狂うように…」
西「お前…まじでいい加減にしろよ」
その怒っている顔も最高
青「あの時計！覚えてます？」
私がそう言うと、西島さんの表情が変わった
西「時計が何？」
早く教えろとでも言うように、私に問いただしてきた
青「ふふ。あれ、私がわざと壊したんです」
西島さんは驚いた顔をして
西「なんで…」
青「だって邪魔だったんですもん。あんな時計…あの子に似合わない」
西島さんは今にも私に迫り来る勢いで
西「…お前、自分が何したか分かってんの？」
青「それくらい西島さんのことが好きだったの！私の方が咲良ちゃんより西島さんに釣り合いますよ？」
私はこんなにも貴方のことが好きなのに
手に入れるためなら何でもしてきたのに
西「狂ってる…」
そう小さく呟いた彼
青「それでもいい。私のものになるなら…」
西「…悪いけど！」
廊下に西島さんの声が響き渡った
西「俺はお前の気持ちに応えてやれない。これからも、ずっと」
冷たい声でそう言った
青「…え？」
なんで？
私の想い、私のしてきたことを全部話せば、私に向いてくれると思ってた
どうして…頭の中が真っ白になる
何が起きてるのか分からず、ただ去っていく西島さんの背中だけを見つめていた
この私が振られるなんて
…………全部あの子のせいだ
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さくら(プロフ) - じゅんさん» 返信遅れてすみません。登場人物設定の欄にご自身のお名前を入れていただければ、じゅんさんの名前に変換されると思います！ (2018年7月27日 0時) (
レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 名前が咲良になってます！ (2018年7月21日 18時) (レス) id: d643f009f0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - Chopaさん» ご指摘ありがとうございます！全く気が付きませんでした。すぐに直します！ (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
Chopa(プロフ) - すみません、229番のお話からいきなり300番に飛んでますよ！ (2018年2月21日 5時) (レス) id: 59b98c64bb (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - くまさん» おめでとうございます！まだ受験残ってたんですね。後悔しないように頑張ってください！ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2017年12月24日 0時
