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少し美玲さんと話した後
マ「美玲、そろそろ他の共演者の方にも」
美玲さんのマネージャーがそう言ったため、美玲さんが去ろうとした時
青「咲良さん、お互い…頑張りましょうね？」
私の耳元でそう言った
振り返るともう他の共演者の所に行っていて、一瞬の出来事だった
この言葉の本当の意味を後になって分かるなんて、この時は想像もしなかったんだ
それにしても…
貴「この甘い匂い…」
どこかで嗅いだことのある匂い
甘くて…誘われそうな香水の香り
森「あ、ほら。西島さんが来ましたよ」
森田さんのその言葉にハッと我に返った
前の方から私の元へ歩いてくるにっしーをキリッと睨んだ
西「可愛い顔が台無しですよ、咲良さん」
貴「それでも結構です、西島さん」
家じゃないから決して下の名前で呼ぶことはできない
西「咲良さんの兄の佐々木康太役を演じます。よろしくね」
あくまでにっしーは営業スマイル
それに少しイラっとした
貴「こちらこそ、よろしくお願いします」
するとにっしーのマネージャーの藤木さんが
藤「いやー、久しぶりだね。2人が共演だなんてびっくりですよ」
西「俺も驚きましたよ。まさかね」
なんて、言うから
貴「ねえもういいからさ」
周りに私たちの会話が聞こえないように小さな声で話し始めた
西「もしかして怒ってる？(笑)」
貴「怒ってはないけど。言ってくれればよかったのに！」
そう言ってにっしーを見ると、満足そうに微笑んでる
西「言ったらサプライズにならんやん」
貴「サプライズとかいらんし。しかもにっしーの妹役って複雑」
西「確かにな(笑)どうせだったら俺ら結ばれたかったよなー」
そう言うにっしーに私は頷いた
ハッピーエンドってことは、にっしーと美玲さんがいい感じになるんだろうな
ドラマだから仕方ないことだけど、少しモヤモヤ
西「それにしても、主役があいつだとは思わなかった…」
貴「え？美玲さん？」
どういう意味だろう
西「うん、ちょっとね」
にっしーがそう言った時
青「西島さーん！お久しぶりです〜！」
美玲さんが走ってにっしーの元へやって来た
西「ちょ、近い」
にっしーの腕を掴んで…すごく近い
青「え〜いいじゃないですか。私たちドラマの中で恋人同士になるんですから！」
そう言いながら私の顔を見た美玲さんに、嫌な予感がした
胸を鷲掴みにされたような、そんな感覚だった
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さくら(プロフ) - じゅんさん» 返信遅れてすみません。登場人物設定の欄にご自身のお名前を入れていただければ、じゅんさんの名前に変換されると思います！ (2018年7月27日 0時) (
レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 名前が咲良になってます！ (2018年7月21日 18時) (レス) id: d643f009f0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - Chopaさん» ご指摘ありがとうございます！全く気が付きませんでした。すぐに直します！ (2018年2月21日 8時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
Chopa(プロフ) - すみません、229番のお話からいきなり300番に飛んでますよ！ (2018年2月21日 5時) (レス) id: 59b98c64bb (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - くまさん» おめでとうございます！まだ受験残ってたんですね。後悔しないように頑張ってください！ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 2796cb20f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2017年12月24日 0時
