@81 ページ35
あれから数時間がたち、にっしーたちはホテルを後にした
西「本当に大丈夫？あーもう心配だわ」
貴「大丈夫だって！」
西「何かあったらマネージャーに連絡してね。さっき教えたやつ」
貴「分かったよ。頑張ってね」
西「あーー、やっぱり今日LIVEやめようかな」
貴「ばかなこと言わないの」
にっしーは私の事を気にかけてなかなか部屋から出ず…時間ギリギリになってしまったけど
それくらい私の事を心配してくれてるんだと思うと嬉しかった
しーんと静まりかえった部屋はなんだか寂しくて、窓から差し込む夕日に心を奪われそうになった
ベットから立ち上がって部屋の大きな窓から街並みを眺める
貴「もうなかなか戻って来れないんだな…」
どんどん東京に染まってしまうんじゃないかと思うと怖くなる
日に日にお母さんを思い出す時が少なくなって来るんじゃないかと思うと辛くなる
そんな自分が一番嫌になるんだろうな
貴「…いけないいけない」
悪いことばっかり考えてしまう
まだ体調も万全じゃないから足早にベットに戻り目を閉じた
それでもやっぱり一番最初に浮かんで来るのはにっしーの笑った顔で
私の頭の中はきっとにっしーでいっぱいなんだろう
にっしーとはもっと沢山の思い出を作っていきたいな…
そう思った時には私は眠りに落ちていた
次に目が覚めた時には辺りが真っ暗だった
貴「あれ…だいぶ寝ちゃった」
時計を見ると時刻は19時を回っていたから、そろそろLIVEは終わるころかな
急いで熱を測ると36.8まで下がっていた
貴「よし、下がった！」
昨日からたくさん寝たお陰か、体調もすっかり良くなった気がする
もう少しでにっしー戻って来るから、帰る準備でもしようかな…
そう思った私は髪の毛を縛り、服も着替えて準備万端にした
貴「んー、何しよう…」
何もすることがなく、ベットにゴローンと横になると携帯を開き
''AAA 仙台"
とTwitterで検索をした
"今日のLIVEも最高すぎた！にっしー相変わらずかっこ良かったよ〜"
"かなり盛り上がって、セトリもいい感じだった！本当にAAA大好き！！"
貴「…もうあげてる人こんなにいるんだ」
終わってからそんなに経ってないはずなのに私の検索はたくさんヒットした
ひとつひとつ見ていると
コンコンッ
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さくら(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます！とても嬉しいです。続編の方はもう少しお待ちいただけると幸いです。 (2017年8月24日 22時) (
レス) id: 709ea4ae35 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - すんごい面白いです！続きがちょー楽しみです！！これからも頑張って下さい(´ω`) (2017年8月24日 21時) (レス) id: 1d5fa52824 (このIDを非表示/違反報告)
くま - はいっ!!! (2017年8月23日 23時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - くまさん» そうだったんですね。次は行けると良いですね！ (2017年8月23日 18時) (レス) id: 709ea4ae35 (このIDを非表示/違反報告)
くま - そうなんですね。行きません・・・行きたかったけどにっしーの誕生日公演を福岡でするんですよねー福岡住んでるから行きたかった (2017年8月23日 11時) (レス) id: 5b8f965164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2017年4月28日 19時
