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貴「ごちそうさま」
熱のせいで味は何も感じなかった
西「おー、ちゃんと食べたね」
でもその後に飲んだ薬の苦味は感じた
西「えらいえらい(笑)頑張った」
苦そうな顔をする私を見て笑いながら褒めてくれるにっしー
そんなにっしーがそばにいてくれるだけで、辛いはずなのに気持ちが楽になる
西「俺もそろそろ寝ようかな」
気づけば時刻は夜中の3時
貴「ごめんね、私が体調崩しちゃったから。にっしー疲れてるのに…」
西「だからいーの。ほら、電気消すよ」
貴「…うん」
部屋の全体の電気を消した後、にっしーは豆球をつけてくれた
西「A真っ暗だと寝られないもんね」
そう言いながら私の隣に潜り込んできた
元々はにっしーの部屋だしもちろんベットは一つしかない
まあ私がお邪魔しているからこればかりはどうにも出来ないけど
西「…何もしねーから」
貴「分かってるよ」
にっしーに風邪を移したらいけないと思い、私は逆の方を向いた
貴「…ねえにっしー」
西「ん、何？」
貴「今日かっこよかったよ」
西「急になにさ(笑)」
貴「あとね、私に投げキッスしてくれたのも、手振ってくれたのも、私の話ししてくれたのも、サインボールくれたのも…全部嬉しかったよ」
西「Aちゃん、熱が出ると素直になれるんですね(笑)」
弱ってるからかな、にっしーに色んなこと言いたくなった
にっしーには背中を向けて寝ているから、にっしーがどんな状態で聞いてるかは分からないけど
貴「でもね、ちょっと寂しかった」
西「…何で？」
貴「にっしーのファン多いから」
にっしーからの返答がないと思い、チラッと後ろを見るとにっしーの顔が近くにあった
目をぱっちり開けて嬉しそうに笑ってるのが暗がりの中でもハッキリと分かった
そのまま腕を引っ張られにっしーと向かい合わせにさせられると
西「ふふ(笑)もしかして妬いちゃった？」
貴「…ちょっとだけ」
何でだろう、普段言えないような事ばかり口に出てくる
西「何だって本当素直だね」
貴「何でだろうね」
西「こっちの方いいよ、可愛いから」
貴「…やっぱ嘘。全部嘘」
西「何でよー。照れんなよー(笑)」
貴「…明日も頑張ってね」
西「Aは早く熱下げろよ」
貴「うん」
西「もう寝ような。おやすみ」
貴「おやすみ」
こうして私は二度目の眠りについた
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さくら(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます！とても嬉しいです。続編の方はもう少しお待ちいただけると幸いです。 (2017年8月24日 22時) (
レス) id: 709ea4ae35 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - すんごい面白いです！続きがちょー楽しみです！！これからも頑張って下さい(´ω`) (2017年8月24日 21時) (レス) id: 1d5fa52824 (このIDを非表示/違反報告)
くま - はいっ!!! (2017年8月23日 23時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - くまさん» そうだったんですね。次は行けると良いですね！ (2017年8月23日 18時) (レス) id: 709ea4ae35 (このIDを非表示/違反報告)
くま - そうなんですね。行きません・・・行きたかったけどにっしーの誕生日公演を福岡でするんですよねー福岡住んでるから行きたかった (2017年8月23日 11時) (レス) id: 5b8f965164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2017年4月28日 19時
