華流様リクエスト！！もし(名前)ちゃんがポートマフィアの五大幹部だったら？ ページ10
「えぇ私そんな可愛くないですよ〜」
甘いチョコレートの香りが漂う探偵社では桃花の周りを今日も探偵社員が囲んでいた
「えへへっ」
そんな探偵社のヒロインは明るい電気の下でにこやかに笑っていた
(ほんっっっとあの人たちばっっかじゃないの？)
桃花達が楽しく話している声をAは薄暗い探偵社のドアの前で呆れながら聞いていた
探偵社に勤めていた頃Aは、桃花が本来やるはずの仕事と自分の仕事を両立させるのに必死だっため、桃花の探偵社員と話したことが殆ど話したことが無かった
だがそんなAとは反対に桃花はいつもAに仕事を押しつけ、Aが頑張って仕事をしている姿を横目で見ながらA以外の探偵社員と会話を弾ませていた
数カ月前まで続いていた悪夢をAは朽葉色の少し傷の入ったドアを見て思い出したのだろうか
Aは歯を強くギシギシと噛みしめていた
「あの....三宅幹部...そろそろ...」
黒の外套を着たポートマフィアの一人の構成員がAにオドオドと話しかける
「そうだね...済まない..では行くか」
Aは「ふぅ...」とひと呼吸置いてから、銀色のドアノブをゆっくりと時計回りに回す
「やぁ...皆さんお久しぶり」
「.....お前！！」
国木田が口をあんぐりと開け、怒りに満ちた目でAを睨む
書類を整理していたのだろうか右手には赤、黄、青の付箋がついた書類が握られており、左手には少しシワの入ったチェックリストが握られていた
他の探偵社員も国木田と同様、Aを怒りに満ちた目で睨んでいた
「国木田さん．．．．遂に私のことお前呼びですか...」
「当たり前だろう！！桃花にお前はかなり酷いいじめをしていただろ！！」
国木田は更にAを怒りに満ちた目で睨む
「．．．．そうですか..私がいじめ？そんなくだらないことをこの私がするとでも？そんな戯言言ってる暇が有るならさっさと仕事してください」
「...お前..いい加減にしろ！！」
国木田が怒りを抑えきれなくなったのだろうかAに殴りかかろうとする
だが．．．．
「異能力 露のよすが」
Aの方が早かったみたいだ
「では、探偵社のヒロイン貰っていきますねー」
Aは青い文字列に囲まれた国木田達を冷たい眼差しで嘲笑いながら、探偵社を去っていたのだった
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かなこ - まる兄さん» コメント有難う御座います！！呪霊の巣箱に入れる．．．良いですね!! (2022年4月5日 17時) (
レス) id: d700165243 (このIDを非表示/違反報告)
まる兄(プロフ) - 性格悪いヒロインは後で後悔と自滅する未来なのよね、ヒロインだからって甘えてばっかだと痛い目見るんだからね、呪霊の巣箱に入れてやりたい (2022年4月2日 0時) (レス) @page11 id: b4de3cad02 (このIDを非表示/違反報告)
(^8^) - ありがとうございます！ (2022年3月22日 20時) (レス) id: 3b9a9b0474 (このIDを非表示/違反報告)
かなこ - (^8^)さん» 分かりました！！ (2022年3月22日 15時) (レス) id: d700165243 (このIDを非表示/違反報告)
(^8^) - 日替わりの方でもありましたが… (2022年3月20日 16時) (レス) id: 3b9a9b0474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなこ | 作成日時：2022年2月19日 18時
