ヒロインの仕事を断れないモブ〜番外編〜

真白様リクエスト！！(名前)ちゃんが思ったことを何でも言う毒舌家だったら...？ ページ3

「Aちゃん！！。これやっといてよ!!!」

ダァン！！とものすごい勢いでAのデスクに読むのに虫眼鏡がいるような小さな文字でぎっしりと書かれた大量の書類をへろっとした笑顔で悪気無く置く女がここに一人

こいつの名は川野桃花。Aに日々仕事と言う名のスパイスを与えている悪魔だ

そんな悪魔に天使が優しく囁くと思いきや．．．．．

「はぁ?自分の仕事は自分でしなさいよ！！！！この男好きが！！！」

そうではなかったようだ

「おっ男好きって...Aちゃんは私のことそんな風に思ってたの?」

「そうだよ！！！さっさとどっか行きやがれ！！！このくそが！！」

Aは桃花をまるでスラム街に落ちているゴミを見ているかのような目で見ていた

そんなAの眼差しと暴言に耐えきれなかったのだろうか。

桃花はまるで欲しかったおもちゃが買ってもらえなかった幼い子供のように瞳に涙を浮かべている

「ちょっと流石に言い過ぎでは．．．」

西のヘタレこと中島敦がAにお化けのようにヒョロヒョロと近づく

「えっ？そうですか？それはすみませーん。でも実際そうじゃ無いですか?」

「えっ．．．」

敦は予想外の回答に驚きを隠しきれておらず口をあんぐりと開けており、ざわざわと噂話をする声があちこちから聞こえる

「おい！！！三宅！！桃花にそんなに強く言っちゃだめだろ！！！！」

おっと...変人揃いの探偵社で声を荒げている人がここに一人居たようだ


ー 続くー

真白様リクエスト有難う御座います！！！遅くなってしまい申し訳ございません。

楽しく読んで頂けると有難いです。

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