雨雲り侑様リクエスト！！もし(名前)ちゃんが遂にストレスで泣きながらキレたら？ ページ14
外は、スーツ姿で煙草を吹かしている中年の男や頭から爪の先まで、気を使っている20代位の若い女が歩いていた
そんな男と女の周りには、珈琲の香りがほのかに漂う喫茶や野菜や果物を大幅に値引きしている八百屋、古風な文房具をそこそこの値段で売っている雑貨屋などなどが立ち並んでいた
だがしかし探偵社では．．．
「Aちゃん！！」
「はい 何ですか?」
二人の若い少女が、何とも言えない雰囲気で向かい合っていた
すると、ふわふわっとした桜色の髪の毛の少女ーー川野桃花が静けさに包まれた空気の中、口を開いた
他の探偵社員はキーボードを叩くのをやめて、一言も聞き逃さないようにAと桃花の会話に耳を澄ましていた
流石 探偵社のヒロイン。常に周りに心強い味方が傍に居るのだ
Aは傍に心強い味方は居ないが．．．
「Aちゃん！！『HSUNANTTDAKOUGS』のシフォンケーキ買ってきてよ！！」
「はい?」
もう一人．．．長くて綺麗なの黒髪が特徴的な少女ーー三宅Aは思わず声を上げる
Aが驚きの声を上げたのは、無理が無いだろう
『HSUNANTTAKOUGS』は世界的に有名なお菓子会社の一つである
その中でもシフォンケーキは、最低でも開店時刻の三時間前に並ばないと買えない
だが、今の時刻は午前8時50分。ちなみに『HSUNANTTAKOUGS』の開店時刻は9時である
残念だが、もうシフォンケーキを手にすることは難しいだろう．．．可能性は0では無いが．．．
しかし、探偵社のヒロインである川野桃花は．．．
「Aちゃん足早いんでしょ?どうにかしてよ！！」
平然とAにシフォンケーキを買ってきて貰おうとしていた
「...えっ...でも彼処のシフォンケーキ一つ3万円しますよ！?」
しかも．．．『HSUNANTTAKOUGS』のシフォンケーキはなんと一つ3万円もするのだ
勿論そんな額を事務員であるAが、財布に入っている訳がない
Aが自己中過ぎる桃花に呆れていると．．．
「三宅さん シフォンケーキ位買ってきてあげなよー」
おっと．．．此処で面倒くさい奴が来たようだ
雨雲り侑様リクエスト！！もし(名前)ちゃんが遂にストレスで泣きながらキレたら？→←雨雲り侑様リクエスト！！もし(名前)ちゃんが遂にストレスで泣きながらキレたら？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなこ - まる兄さん» コメント有難う御座います！！呪霊の巣箱に入れる．．．良いですね!! (2022年4月5日 17時) (
レス) id: d700165243 (このIDを非表示/違反報告)
まる兄(プロフ) - 性格悪いヒロインは後で後悔と自滅する未来なのよね、ヒロインだからって甘えてばっかだと痛い目見るんだからね、呪霊の巣箱に入れてやりたい (2022年4月2日 0時) (レス) @page11 id: b4de3cad02 (このIDを非表示/違反報告)
(^8^) - ありがとうございます！ (2022年3月22日 20時) (レス) id: 3b9a9b0474 (このIDを非表示/違反報告)
かなこ - (^8^)さん» 分かりました！！ (2022年3月22日 15時) (レス) id: d700165243 (このIDを非表示/違反報告)
(^8^) - 日替わりの方でもありましたが… (2022年3月20日 16時) (レス) id: 3b9a9b0474 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かなこ | 作成日時：2022年2月19日 18時
