4話 ページ5
ジリアン様のところにきた
ｼﾞﾘｱﾝ ｢いえ、ボクなんてそんな･･･家柄だってたいしたことないし･･･｣
ﾊﾞﾛｳｽﾞ ｢ジリアン君はたしか市街地の出身だったかな？
たしかに音楽をこころざす者には金持ちも多いが･･･
それは演奏そのものとは関係のないことだもっと自分のピアノに自信を持つといい｣
ｼﾞﾘｱﾝ ｢･･･あ、ノエルとA。｣
ジリアン様は私達に気づいて声をかけた
ﾊﾞﾛｳｽﾞ ｢ふむ、ご友人か。ならば私は席をはずすとしようか。｣
とバロウズ市長はいい別のテーブルへと移動した
ノエル ｢･･･受賞おめでとう、ジリアン。いい演奏･･･でしたわ。｣
と気まずそうにノエルお嬢様は言った。
ｼﾞﾘｱﾝ ｢ふふ、ありがとう。さっきお母さんに電話したら
『お祝いにケーキを焼く』なんて言い出しちゃって･･･。｣
貴方 ｢いいですね、きっとジリアン様のお母様は喜んでケーキを作っていることでしょうね｣
ｼﾞﾘｱﾝ ｢Aがあのとき励ましてくれたおかげだよ！本当にありがとう！A！｣
貴方 ｢いえ･･･ジリアン様が一生懸命に練習をしたから･･･受賞したのだと思いますよ｣
ｼﾞﾘｱﾝ ｢えへへ｣
そう言ってジリアン様は照れる
ｼﾞﾘｱﾝ ｢･･･でも本当にボクなんかでいいのかな。みんなとってもいい演奏だったと思うし
ボクはてっきりノエルが選ばれるとばっかり思ったてよ｣
ノエル ｢･･････｣
ｼﾞﾘｱﾝ ｢ほら、ピアノ教室でもノエルは1人だけレベルが違ってたじゃない。
おまけにご両親もプロだしノエルのこと、ひそかに目標にしてたんだよ？
ボクなんて教室のなかで一番家も貧乏だしこういう場所での食事のマナーもよくわからないし･･･｣
ジリアン様･･･お願いですこれ以上は･･･
ｼﾞﾘｱﾝ ｢だからこうして式典奏者に選ばれたのもきっとノエルとの練習の日々が･･･。｣
ノエル ｢･･･だから。｣
ｼﾞﾘｱﾝ ｢え？｣
パリーンッッ！！
ノエル ｢だから今どんな気持ちだ、と笑いたいのでしよう！？
チェルクェッティの娘が無様な姿をさらす、今！それを見て優越感に浸かりたいのでしょう！？｣
ｼﾞﾘｱﾝ ｢ち、ちょっとノエルボクはなにもそんなつもりで言ったんじゃ･･･｣
ノエル ｢･･･っ失礼しますわ！｣
貴方 ｢ノエルお嬢様っ！｣
ノエルお嬢様はホールを走って出て行ってしまった
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ユキ松(プロフ) - みそさん» たしかにカロンはいいですよね！カロンは自分も一番好きなキャラクターです！応援ありがとうございます！更新頑張っていきます！(≧∇≦)b (2018年1月22日 16時) (
レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
みそ - やっぱりカロン様はかっこいいですね･･･もu))げっほげっほ 更新頑張ってください！応援してます！ (2018年1月22日 14時) (レス) id: f05c3c7162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキ松 | 作成日時：2017年12月25日 22時
