28話 ページ29
ﾊﾞﾛｳｽﾞ 「･･･じゃあこうしよう冥土の土産にひとつ教えてやる。なぜお前ごとぎが市長であるオレに声をかけられたかをな」
カロン 「･･･おい、よせ！」
ﾊﾞﾛｳｽﾞ 「･･･おれはコンクール後、お前にこう言った。とある理由で
コンクールの順位に大きな変更があった、と。実はそれだけは
デタラメじゃない、本当のことなんだ。じゃあなぜ変更があったか？その理由は？
･･･ところで、スケープゴートの適正はふたつだ
ひとつはオレの話を疑わずに信じる思い込みの激しさ。
もうひとつは罪を犯してでも叶えたい強い欲望。」
まさか･･･！
貴方 「やめろ！言うな！」
ﾊﾞﾛｳｽﾞ 「ノエル・チェルクェッティはこの二点において強かったよ。
ピアノにかける執着は本物だと、コンクール後に話して改めて感じた」
カロン 「よせと言っている･･･！」
ﾊﾞﾛｳｽﾞ「でも、困ったことにノエルのピアノの腕は本物だった。その野望には
実力がともなってしまっていたわけだ。このままでは
放っておいても勝手に野望を叶えてしまう。オレの出る幕なんかない。
だがスケープゴートとしての適性をふたつ同時に満たす人間はそう多くないし
ステラステージを長く泳がせたくもない。どうにか今、この娘の野望を
利用できないか･･･？その答えは実に簡単だったよ。なぜなら･･･
オレの権限で、コンクールの順位を変えてしまえばいいだけだから」
ノエル 「･･･な･･･」
ﾊﾞﾛｳｽﾞ 「毎日毎日、ピアノの練習ご苦労さん。でもそれ、意味ないんだ
式典奏者なんて、オレがイエスと言えば西へオレがノーと言えば東へ･･･
どうとでもできちゃうんだよ･･･最高の演奏をしたのに
式典奏者の座を逃す。そうなった人間に、エサをちらつかせたらどうなるかな？
飢えた野心は、目の前のエサしか見えなくなる。
･･･しっかりその通りになったじゃないか、なあ？ノエル？」
次の瞬間･･･
ジャラ･･･ドゴッォン！
カロンが鎖を放ち、鎖が警備員にあたった
カロン「･･･聞くな、走れ！！」
カロンはノエルを担いで部屋を出た
貴方 「足止めになるか分からねぇけど･･･！」
俺は天井にある電球に念じて
貴方 「“破壊”･･･！」
そして電球が壊れた
警備員「くそ、灯りが･･･」
そして、俺も部屋を出て逃げた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキ松(プロフ) - みそさん» たしかにカロンはいいですよね！カロンは自分も一番好きなキャラクターです！応援ありがとうございます！更新頑張っていきます！(≧∇≦)b (2018年1月22日 16時) (
レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
みそ - やっぱりカロン様はかっこいいですね･･･もu))げっほげっほ 更新頑張ってください！応援してます！ (2018年1月22日 14時) (レス) id: f05c3c7162 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユキ松 | 作成日時：2017年12月25日 22時
