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告白 ページ6

17歳


「工…今から私がいうこと、ちゃんと聞いてね?



私ね、工が好き、大好き


いつもは、バカっぽいのにバレーになると真剣になるとことか、実力があるのに努力を惜しまないとことか」


「っ…俺も!「でもね…私にはね、秘密があるの」
それは、何?」


「私ね、歌を歌うことで、病気や怪我を治すことができるの

それは、絶対に治らないって言われるような難病でも治せるし、取れた指を元どおりすることもできる

そんな化け物なの だからね、私のこと振って」


「なんで?」


「私といたら、不幸になっちゃうから」


「じゃあさ、俺の話も聞いて



俺の好きな人は、部活の先輩と仲がいいんだ
俺は、てっきりその人が好きなんだと思ってた
けど、違ったんだ


最初は、その子が俺以外の奴と仲良くしてたら嫌だったし、俺に笑いかけてくれたときはすごい嬉しかった


だから、告白されたときは嬉しかった


けどさ、その子、なんていったと思う?


振ってくださいって。理由は、自分といたら俺が不幸になるからって

俺は、こんなにもお前のことが好きなのに

A、好きだよ 俺と付き合ってください


「私で、いいの…?」


「Aが、いいんだ」


「よろしくお願いします!」


「こちらこそ!」

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作者名:きゃらめるまきあーと | 作成日時:2021年8月8日 18時

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