らくだい魔女と星のハーモニー

さがしてる人 ページ6

☆サイドフウカ☆

「そういえば、キラはどこから来たの？」

「あたしは、水の国の、星空天文台から来たの。」

「星空天文台？？」

「星空天文台は、星を見る場所だよ。あたしのおじいちゃんが、そこで研究しているの」

今は、キラのことを教えてもらっている。

キラは、ある人に会いに来たらしい。

その人なら、光を見つけて、キラに力を与えてくれる。

おじいちゃんは、そう思って、キラを転校させたらしい。

「その人って、誰なの？」

「それが、あたしもわかんないのよね〜。名前も知らない。ただ、銀の城の姫とは聞いたけど」

「え゛。」



待って。




銀の城の姫って。






それってあたしじゃんかーーーーーーーー!!




つまり。

キラはあたしをさがしに来たってこと！？



「キラ………その銀の城の姫って、あたしなんだけど」

「え゛。」

キラが、あたしと全く同じ反応をする。


「じゃあ、フウカが、プリンセスぅ！？」

「………………はい」

そーです。全くそのとーり。


キラはただ、目を見開いていたーーーーーーーー。

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