ミスズちゃん&イスズのアピール ページ49
☆サイドフウカ☆
「ねぇねぇ、フウカ、遊ばない?」
「イヤ」
「さらさらの髪、可愛いね♡」
「あっそう、それはドーモ」
さっきからついてくるイスズに、あたしは冷たい。
うわっ…。ウザい。
イスズ……やっぱり苦手だああ!
しかも、イスズはあたしだけじゃなくて…
「カリン、可愛いね!君みたいな女の子、タイプだよ〜」
「ありがとぉ…」
「君、キラちゃんって言うの?良い名前だな〜」
「ハイハイ、ドーモで〜す」
カリンは困ったように笑い、キラは適当に流す。
カイ、チトセ、カイトがイスズに文句を言おうとするけど……。
「キャハッ♡あなたたちカッコいいわぁ♪まさにミスズに合う男って感じ〜?」
ミスズちゃんが3人にアピールして、身動きがとれないみたい!
すると、ミスズちゃんはカイトに抱きついて、
「ん〜、でもミスズはぁ、カイトくんが好きかなぁ〜なんて♡」
と、カイトにすり寄る。
キラはというと、ハチミツ色のひとみに怒りの炎を燃え上がらせていた!
キラ……、怖い…。
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☆サイドキラ☆
なんなわけ?
あたしの頭には、そればかり。
あたしは目の前の女の子をにらむ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーミスズちゃん。
さっきから、あたしの彼氏に手を出している。
カイトは、あたしの好きな人なの!
あたしの頭は、ミスズちゃんを敵と判断する。
許さない。
カイトは、絶対渡さないっっ!
あたしは、フウカの机のいらなさそうな紙に走り書きした。
『 おじいちゃんへ。
しばらくは、星空天文台には戻りません。
いろいろ、やるべきことをしてから、帰ります。
星のペンダントはなんとかなったよ☆
とりあえず、もう少し待っててね
byキラ』
そして、その紙に息を吹きかけ、飛ばす。
紙は、水の国ーーーーーーーー、星空天文台の方まで飛んでいった。
よし。
一度ーーーーーーーー、決着をつけてあげる!ミスズちゃん!!
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みかん(プロフ) - うん、どーいたしまして。 (2020年8月24日 17時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
山形みるく(プロフ) - みかんさん» あはは☆ありがとう♪ (2020年8月23日 19時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ホントのことじゃん! (2020年8月23日 15時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
山形みるく(プロフ) - みかんさん» そんなの照れちゃうよっ! (2020年8月23日 6時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - みるちゃん、やさし〜! (2020年8月22日 11時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
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