召喚獣イフリート ページ19
☆サイドキラ☆
火の召喚獣、イフリート。
地獄の火炎を吹き出し、炎をあやつる。
とても強い魔力でないと、イフリートを召喚することは不可能。
しかし。
星のペンダント……。それがあるだけで、簡単に召喚することが可能になる。
だから、急がないと。
「ついた……」
火の橋。
空気が、あつい。
あたしは、額の汗をぬぐいながら言った。
「イフリート!お願いっ、力をかして!」
すると。
ゴオオォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
「きゃあ!」
橋の炎が、燃え盛った。
『誰じゃ……我を呼ぶ者は…。』
「あなたが、イフリート……!」
なんと説明したらいいのだろう。
赤く光を放つ目は、とても鋭い。
強い魔力を感じるわ……!
「あたしはキラ!召喚獣イフリートの力をかしてほしくて、ここまで来たの!」
あたしは叫ぶ。
『我の力をかしてほしい……?』
「星のペンダントが奪われ、魔法界の危機が迫っているわ!どうか、力をかして!」
しかし、イフリートは静かに言った。
『我になんのメリットがある?我が魔法使いに協力して、我に得はない』
「ーーーーーーーー!」
確かに、そうかもしれない。
でも、負けられないっ……!
「星のペンダントが奪われたのなら、たくさんの召喚獣が召喚されて、悪用される。」
『ーーーーーーーーーーーーーーーー!』
「悪用されるのは、あなた………イフリートも入っているわ!だから、お願いっ、力をかして!」
イフリートは、しばらく黙っていると、赤い光の球体となった。
『そなたを信じよう………』
イフリートは、あたしの中に入った。
「イフリート……!ありがとう!」
こうして、あたしはイフリートの力をかしてもらった。
あたしは歩き出す。
ーーーーーーーーーーーーーーーー水の召喚獣がいる、ささやきの泉に向かって。
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みかん(プロフ) - うん、どーいたしまして。 (2020年8月24日 17時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
山形みるく(プロフ) - みかんさん» あはは☆ありがとう♪ (2020年8月23日 19時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ホントのことじゃん! (2020年8月23日 15時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
山形みるく(プロフ) - みかんさん» そんなの照れちゃうよっ! (2020年8月23日 6時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - みるちゃん、やさし〜! (2020年8月22日 11時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
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