エルフの村と、聖域のトビラ ページ14
☆サイドフウカ☆
まわりには、たくさんのイバラ。
「村さはもうすぐです。」
そう言うユキちゃんはスイスイ進んで行く。
そういえば、エルフたちはイバラの囲いに守られているって聞いたことがある。
エルフの村。
一体、どんな所なんだろう……?
「つきました」
「ここが、エルフの村……?」
見た目は、いたってフツーの村。
ただ、静かで………。
「村長の家さは、こっちです。わだしには、これぐらいじかできまぜんが……」
「ううん、ユキちゃん、ありがとぉ。」
カリンがやんわり言う。
コンコン
ユキちゃんが控えめにドアをノックする。
「村長…。ユキです。ちょっくら、お話を…」
「うむ………?ユキ、か?お入りなさい」
威厳のある声。
「し、失礼しまず………」
中にいたのは、1人のおじいさんーーーーーーーー。
肌は透き通るように白く、えらい人を思わせるヒゲ。←オイオイオイ
「…………魔法使い?」
「ハハハハ、ハイィィ!!」
驚いてすくみあがるあたし。
なんか、怖いんだけど!?
「魔法使いに用はない。去れ」
あああああああっ、やっぱり怖い!
「ぞんなこと、ダメですっ!」
意外に、最初に声を出したのは、ユキちゃんだった。
「フウカさんたちは、なにが大切なごとがあって来たはずです!」
「ユキちゃん…。」
「……………………………何用か」
あたしたちを睨んだ村長。
ーーーーーーーーーーーーーーーー怖い!
するとキラが口を開いた。
「キラと申します。少し教えてほしいことがありまして……」
キラがスッゴくていねいに言う。
「あたしの、星のペンダントが悪魔に奪われてしまいました」
「…………………!?あの、召喚獣の鍵をか!?」
「ハイ。………このままでは、召喚獣の力が悪魔に悪用されてしまいます。召喚獣が集まった場所を知り
ませんか?」
「召喚獣……。それならば、聖域へ行くと良い。」
「聖域……?」
「魔法界の聖域。魔力が集まった場所。その強い魔力を求め、召喚獣は聖域に集まる。」
「………その聖域に行くには?」
「聖域のトビラを開こう…………アルリーシャ、レジェンド、スタース」
村長が呪文を唱える。
ーーーーーーーーすると。
カカカカーーーーーーーーーーーーーーーーッ
エルフの村に、光があふれた。
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みかん(プロフ) - うん、どーいたしまして。 (2020年8月24日 17時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
山形みるく(プロフ) - みかんさん» あはは☆ありがとう♪ (2020年8月23日 19時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ホントのことじゃん! (2020年8月23日 15時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
山形みるく(プロフ) - みかんさん» そんなの照れちゃうよっ! (2020年8月23日 6時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - みるちゃん、やさし〜! (2020年8月22日 11時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
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