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好きな人 CMside ページ4
初めて会ってから半年
ヒョンが会うという時は僕も一緒に会うようになった
そのたびに僕の視線の先にいるのは
透子さんだった
何でもっと早くに出逢わなかったんだ
もっと早ければ、もしかしたら透子さんはヒョンじゃなくて
僕を選んでくれていたかもしれないのに……
透子「――ちょっとお手洗いに行ってきますね」
YN「じゃぁ僕も一緒に行くよ」
今日も一緒に４人で食事をしに来てる
最近特に思うことがある
こいつは居なくても全然いいんじゃないかって
目の前の席で僕の顔をニコニコしながら見つめてくるA
「――チャンミンって透子さんの事好きでしょー？」
CM「は？なに言って…っ」
「私が手伝ってあげようか？あーでも、そしたらきっとユノと透子さんは別れちゃうけど」
終始笑顔で話してくるAに苛立つ
冗談はその性格だけにしてくれ
CM「ほっといてくれ」
「私はチャンミン好きだから、いつでも応援するよ！」
はぁ…
もう…こいつが男だったら蹴り倒してるレベルだ
苛々を抑える為に目の前のビールを一気に飲み干した
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2018年3月15日 16時
