Changmin*love romance* (ページ23)

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久しぶりの声　CMside ページ23

ようやく彼女が韓国に来てる事は分かった

でも、そこで手がかりはストップ
明日までは韓国(こっち)に居るから、それまでに居場所を把握しないと…

だけどもどこへ行ったのか
分からず仕舞い

車で観光地を走ってみたけど
見当たらないし
かと言って降りて探すとなると人の目も気にしないといけなくなる

ここはあの手しかないか…

SNSは便利な面もあるけど、僕らにとっては危険な面も多い

でも情報のない今は
これに頼るしかないか

CM「――!!」

｛ユチョンが日本人の女の子と話してた｝
｛同じ車に乗ってた！｝
｛どこかで見たことあるような子｝
｛誰か画像あげれないの？｝

｛ちょ！ユチョンがたぶんその子と撮った写真あげてる!!｝
｛日本の女優だって!!｝

あれからずっと連絡するのを躊躇っていた。
一度は自ら連絡先を消去し、でも何かあった時に連絡したいと思って
覚えていた番号に一度電話を掛けたら
もうその連絡先は使えなくなっていて
それ以来、ヒョン達と連絡は完全に取れなくなっていた。

でも、ユノヒョンがジェジュンヒョンと連絡を取ってることを知ってから
僕にも一応新しい連絡先を教えてもらった。
だけど、実際に電話をするのは初めてだ

何度も鳴るコール音
一向に出る気配がないから
切ろうかと思った時

ようやく聞こえたヒョンの声

YC『――もしもし？』

久しぶりに聞く声に
声を出すのを忘れそうになった

CM『あ…すみません。……チャンミンです』

YC『へ？チャンミン！？マジで!?』

CM『はい。シムチャンミンです』

YC『あはははっ久しぶりだねー。どうした？急に連絡なんて』

CM『はい……。SNSに載せていた写真なんですが…』

YC『写真？どれ？あー…あれかな…それがどうかした？』

CM『一緒に写っていた人は知り合いですか？』

YC『んー？何で？』

CM『――今、彼女が居なくなって困ってる人がいるので…』

YC『ふーん…』

暫く沈黙のあと

YC『――それってもしかしてチャンミン？』

CM『違っ、違います…(焦)』

YC『はははそうムキになるとこは相変わらずだな』

それじゃまるで僕が成長してないみたいじゃないか…

YC『彼女なら国際ホテルで降ろしたよ』

CM『！ありがとうございます』

YC『そうだユノヒョ…』

ツーーツーーツーー

YC『っぷ(笑)本当相変わらずだな。チャンミンは』

通話の切れたスマホの画面を見て苦笑した