パク・ユチョン ページ22
今、私は韓国の漢江が見える場所に着ていた
辺りは暗くなってるけど、私がいる周辺は
ライトによって明るく照らされていた
私の目の前では
ドラマの撮影が行われていて、私のよく知ってる人がカメラのレンズに映っていた
パク・ユチョン
彼のドラマ出演作品は実はすべて見てる
彼の演技にはとても見入るものがあって、勉強になるから
そんな彼の演技を間近で見ていたら
撮影が終わり、スタッフ達は片付けを始めだしたので
私もそろそろ帰ろうと思っていると
ユチョンがなぜか私がいる方向へ歩いてくる
撮影を見学していたファンは結構いるけど
私が見ていた方には
数人しかいない
もしかしたら、こっちの方向から帰るのかもしれないと思って
道を開けようと
今いる場所から少し体をずらそうとしていると
ユチョンの口から出た日本語に驚いて
思いっきりユチョンの顔を見てしまった
YC「こんばんわ。Aさんですよね？」
私のことを知ってたんだ
「こ、こんばんわ(焦)」
YC「良かったら少し話しませんか？」
「は、はい！」
ユチョンは私をバンに乗せてくれた
勿論周りの視線が痛かったけど、それでも
まさか私の事を知ってるとは思わなくて
すごく胸が高鳴った
私の事は日本語の勉強も兼ねて
日本のドラマを今でも見てるんだって
それで私が主演したドラマも見てくれてたって話してくれた
俳優として成功を収めている彼の話はとても興味深く
いつしか熱心に話を聞いていた
YC「ホテルに泊まってますよね？どこのホテルですか？今日の撮影はもう終わりなので送りますよ」
「えっ、あ、いや…迷惑ですよね？！撮影終わったばかりで疲れてるでしょうし」
YC「大丈夫ですよ。運転するのはうちのマネージャーだし♪自分はこうやってAさんと話してられるからね」
「じゃぁ…お願いします」
懐かしいユチョンの笑った顔
最後に生で見たのはライブだったかな
ユチョンにホテルまで送ってもらう間に
スマホでツーショット写真を撮ったりしていた。
でもこの後、まさかその写真がネットにあがるなんて……
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2018年3月15日 16時
