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「はい、タオル」
はやく体拭かないと風邪ひく、とタオルが差し出される。
自分でした行動が恥をかくことになるなんてな。
固まってる俺の頭にタオルを掛けて、
背伸びをして滴る水を拭いてくれるA
どんなにキツくあたっても、
どんなに背を向けても、
彼女は俺の後ろを一歩下がってついて来てくれる。
乱れた髪の隙間から君を見ていれば
たまたま目が合って、
下手くそな笑顔で笑った君。
ああ、手放したくない。
ずっと横にいてほしい。
完璧なんてない、少し欠けた俺だけど
彼女がいてくれるからこそ俺でいれる。
「A、ありがとう」
「大丈夫、服着替えておいで?」
ご飯が冷めちゃうよ、って笑った君がキッチンに戻って行った。
少し苦手だった雨の日は、
彼女のおかげで少し好きになった気がした。
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ひろえ(プロフ) - 続き、楽しみに待ってます。 (2017年1月16日 11時) (レス) id: ba03b23716 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かきごおりがーる。 | 作成日時:2017年1月16日 11時