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5・開店から指名までの時間 ページ6

開店同時にさっそくカウンターにお客だ。

「この人にお試し指名ってできますか?」

貴「あぁ、良いですよ。」

そういって案内した。蓮の所にね

カウンターに戻れば仕事もこない。

するとカウンターで客待ちの蜜也。

蜜「街歩いてきて良い?」

と、可愛らしい顔をしてきた。
さすが役者志望・・・演技はバッチリ・・・。

貴「客きたらどうするの?」

蜜「俺の脚力を駆使して3分で帰ってくる。」

貴「それじゃあ宣伝もしてきて」

と名刺を名札に入れて胸ポケットあたりにつけた。

蜜「いってくる」

クールでどこかえろちっくな笑顔は人を惑わす。
ニヤリとイタズラする前の子供みたいな彼の笑顔もそうだけど・・
ギャップ萌えも駆使すんのね。

冗談でやったのにガチで外言っちゃった。


悠「イベントだけどさ、学園祭ってどう?」

とノートに色々書いているものを持ってきた。

貴「良いね、制服とかどこで調達するの?」

悠「それはコスプレ専門店で、んで誰にブレザーとか学ランとかかんがえたいんだけど」

と、色々ノートに。

貴&悠「奏多はパーカーにブレザーだよね!」

とかぶった。話していると白熱して、客の事を忘れそうになる。
ハッっとしたときに客が来た。

「奏多クン指名で!」

そういう女性の手には紙袋。

「あと、これ仕事終わりに私といてください!」

と、

貴「了解しました、それではご案内しいますね」

悠「姫が奏多といることで幸せな時間を過ごせますように」

と投げキッス。
悠斗はこれで指名替えの時にいきなり稼ぎに来たりする。


大「あー、さっすがオレ。全然指名ないー」

貴「今日はなんだか少ないねー、大ちゃんさー蓮君のヘルプいく?」

大「嫌ですよ、キャラかぶりですよ」

貴「ですよねー・・・そんじゃあ奏多くんの所は?」

大「ビーエル接客いってこよっかな・・・」

貴「刺激強いな、どうした。」

大「暇は人を殺しますよ。」

と客が来た。

「初めてなんですけど・・」

貴「あぁ、ならお試し指名はどうですか?指名料は発生しませんし」

「ならそれにします」

貴「クラブなど自体初めてなんですか?」

「はい、友達がなかなか良かったけど飽きちゃったって・・
 あ、この宙って方いいですか?」

貴「・・・・」

大「ちょ・・、かしこまりましたご案内しますね」

飽きちゃった・・か・・・。

・・んー・・・。

大「ちょっと、店長しっかりー」

貴「あぁ、ごめん・・・お客様は?」

大「案内しといた。」

6・それぞれの接客。→←4・朝の部が終わったところ。



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作者名:幸部若 | 作成日時:2015年3月14日 11時

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