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『キャス？キャス〜？おーい……どこ…
いっちゃったの……？』
ソファーの下や机の下、ベッドの下を探してもどこにもいない
キャスは私が来なければ、いつも人目につかないように隠れている
けれど今日は本当にどこにもいない
『どこ行っちゃったのかな……』
私はもう一度ドアノブを捻り外へ出る
するとちょうど入ってくるメイドとぶつかった
『ごっ……ごめんなさい……！』
私は尻餅をつきながら頭を下げる
半分土下座のようになってしまい、メイドもオロオロし始める
「ステイシア様……！申し訳ありません！お怪我はございませんか？」
『はい、ありがとうございます』
メイドさんは私に手を差し伸べてくれ、私もその手を取る
そして立ち上がり、ニコッと微笑む
『あの……ところで、猫を見かけませんでしたか？』
「猫……ですか？」
『はい、白い猫なんですけど』
「見かけませんでしたねえ……どうなされたのですか？」
メイドさんは頬に手を添えて困ったような顔をする
私はすぐに顔の前で両手を左右に振り、何でもないと誤魔化す
するとメイドさんは私の頭を優しく撫でてくれ、笑顔でいってらっしゃいと言ってくれた
私は嬉しくなって、笑顔で返事をしてから部屋を飛び出した
『キャスー！どこいったのー？おーい！』
あたりをキョロキョロしながら廊下をあるく
しかしいつもの甲高い鳴き声も、真っ白で綺麗な姿も見えない
寂しくなり、肩を落としてしょんぼりしながら歩いていると、アーティとルーカスとばったり出会った
きっとルーカスがアーティをからかっていたのだろう、アーティはフイっとルーカスから顔を逸らしていた
ｱﾀﾅｼｱ「あれ、A？何してるの？」
『アーティ……ルーカス……』
ぼーっと二人の色を眺めていれば、ルーカスがパチンと指を弾く
その音にハッとすればまた色は見えなくなった
ルーカスは少し怒っておるようにムスッとしている
ﾙｰｶｽ「見るなって言っただろ」
『ご、ごめんなさい……』
肩をすくめて謝れば、ルーカスはくしゃくしゃっと自分の髪をかいた
ビクッと体を震わせればアーティは駆け寄って、手を握ってくれる
ｱﾀﾅｼｱ「どうしたの？」
心配そうな顔で覗き込んでくれる
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美紅(プロフ) - 作原のアーティは夢主を虐待し虐げる毎日アランのタメ口する悪口して階段から突き落として魔は使えないゴミクズって笑ったマクミラン夫人は毎日躾して飽きてきた夢主は大嫌いだから役立たず恥晒す二十歳の成人式なったら幽閉されよとしたアーティが知ってる (3月30日 10時) (
レス) @page50 id: 1aabd9141a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ(プロフ) - 美紅さん» 楽しみにしててください☺️ (6月18日 22時) (レス) id: 1b467a5c26 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - クロードとアタナシアとか他はまだ設定していないかと思うかもしれない。でもシンデレラ系が好な暖かいストーリーや虐げるやイジメとか魔法使えない道具扱いって酷すぎる、姫様（夢主）を守ってあげて欲しい。 (6月18日 19時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ(プロフ) - 美紅さん» コメントありがとうございます (6月11日 0時) (レス) @page4 id: 1b467a5c26 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - ゆっきーぷさん» ああー、そういう事だね。まるでシンデレラストーリー見たい (6月11日 0時) (レス) @page35 id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年10月8日 23時
