13話 ページ33
私はその後、皇宮に帰りフローレンス三姉妹にこの後するお茶会のために髪を結い上げてもらった
『どうして私が起きたってわかったの？』
そう、フローレンス三姉妹は私がベルを鳴らす前に、私が丁度起きたタイミングで部屋に入ってきて驚いてしまった
ﾐｰﾅ「息遣いが違うからですよ」
息遣い？
私が首を傾げればミーナは少しだけ困った顔をのぞかせる
ﾐｰﾅ「動いたら髪が可愛く結えませんよ」
『あっ、ごめん……』
そしてミーナは優しいけれどとても手際良く髪を編んでいった
私は目の前にある鏡で自分を見つめる
少しだけアーティとお父さんより薄い髪色に、アーティともお父さんとも違う目の色……
私って本当にお父さんの娘、なのかな……
お父さんは自信持って「俺の娘」って言ってくれてたけど……なんだか私はそんな自信がない
あ、もしかしてお母さんに似てるのかな？
だからお父さんはお母さんに似ている私が娘だって分かったのかもしれない
それだったらちょっとだけ嬉しいかも
そんなことをぼんやり思っていればミーナが嬉しそうに言った
ﾐｰﾅ「できました！」
そう言われてハッとし、鏡を見ると
三つ編みに耳のあたりに綺麗な小さな花が挿してあった
ﾐｰﾅ「ただの三つ編みじゃ物足りないのでお花もつけてみました！」
ﾗｰﾅ「わあ、とってもお似合いです！」
私は褒められるのに慣れていなくて、えへっと笑うことしかできない
すると扉がノックされた
『はーい』
するとアーティがひょこっと可愛い顔を覗かせる
ｱﾀﾅｼｱ「A？準備できた？」
『うんっ！』
私がアーティの方に駆け寄ればアーティはキョトンと首を傾げた
ｱﾀﾅｼｱ「わあ！それ可愛い！でも……誰にやってもらったの？」
『それはミーナに……あれ？』
私はフローレンス三姉妹を紹介しようと思ったのだが、先ほどシーナとラーナとミーナがいたところには何もなくなっていた
私は慌てて部屋に戻り辺りをキョロキョロして確認をする
けれど三人の姿はどこにもなかった
『あれ……』
三人とも、どこに行っちゃったんだろう……せっかくアーティにも紹介しようと思ったのに……
変なの
まあいっか
あとで会えると思うし……
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美紅(プロフ) - 作原のアーティは夢主を虐待し虐げる毎日アランのタメ口する悪口して階段から突き落として魔は使えないゴミクズって笑ったマクミラン夫人は毎日躾して飽きてきた夢主は大嫌いだから役立たず恥晒す二十歳の成人式なったら幽閉されよとしたアーティが知ってる (3月30日 10時) (
レス) @page50 id: 1aabd9141a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ(プロフ) - 美紅さん» 楽しみにしててください☺️ (6月18日 22時) (レス) id: 1b467a5c26 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - クロードとアタナシアとか他はまだ設定していないかと思うかもしれない。でもシンデレラ系が好な暖かいストーリーや虐げるやイジメとか魔法使えない道具扱いって酷すぎる、姫様（夢主）を守ってあげて欲しい。 (6月18日 19時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ(プロフ) - 美紅さん» コメントありがとうございます (6月11日 0時) (レス) @page4 id: 1b467a5c26 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - ゆっきーぷさん» ああー、そういう事だね。まるでシンデレラストーリー見たい (6月11日 0時) (レス) @page35 id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年10月8日 23時
