強引アイドル×純情一般人 Ohno (ページ5)

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◇STORY.5 ページ5

母「じゃあ、あとは２人で話しなさい
私達は、これから旅行に行くから」

オホホホホっと言って

２人がいなくなってしまった。

智「連絡先交換しよっか」

「は、はい」

携帯を出して赤外線で交換をした。

わあ、大野智のメアドが入ってる。

大野さんがテーブルの苺を手に取った。

艶めかしい唇が開かれて

苺が口の中に吸い込まれる。

ボーっと、その姿を見ていると

目の前に大野さんの瞳があった。

私の口の中に苺と………

「!?…っん…」

大野さんの舌。キスしてる？

そんなことを思っていると

大野さんが離れた。

智「苺、美味しい？」

私は何が起きたか整理していた。

だから、大野さんの呼びかけに

何も反応出来なかった。

智「A、聞いてる？」

「……(頭の中整理中)……」

智「ねぇ、もう一回するよ？
さっきよりも甘い声出してね？」

ここで、私の頭の整理がついた。

近づく、大野さんの顔。

私の顔は、火が出そうなくらい赤い。

「ちょ、やめてください」

私が手を使って抵抗していると

大野さんの片手が私の両腕を掴んだ。

智「うーるーさーい」

そう言って、キスをされた。