３話 ページ4
彼女の存在は入学当初から異質だった
周りの子たちとは違い落ち着いた雰囲気を纏い、年に合わない知識を持っていた
時々、誰もが知らない言葉を使うこともある
「Ｍｓ.ホワイト、ダンブルドア先生がお呼びです」
「はい」
彼女はよくダンブルドアに呼び出される
理由を聞いても教えてはくれない
根拠もない憶測が生徒達の間で飛び交った
実際には、彼女の持つ知識
日本の知識に関する話をしている
４７都道府県
郷土料理
歴史
とても詳しかった
「今日は何の話じゃったかのぉ」
「日本庭園を優雅に泳ぐ鯉の話ですよ」
「そうじゃったな」
日本茶をすすりながら二人は談笑している
「そういえば去年、婚約したそうじゃな」
「・・・・・・えぇ、まぁ」
少し歯切れが悪い
「相手は？」
「５つ年上の方です。４年生の私なんかより２９になる兄の縁談の方を優先すればいいものを・・・」
「君の一番上のお兄さんの婚約者が決まったのは１１の時じゃったぞ？」
「母達からも散々言われました。卒業したらすぐに式を挙げるそうです」
手に持っている湯呑に自然と力が入る
「他に好いている者がおるのか？」
「・・・・・・・・いません。ただ、守りたい人はいます」
「ほぉ・・・・」
「私は守りたい人のためなら命をかけてもいいと思ってます。政略結婚で一人の女としての幸せを手にするより、その人の・・・・・・その人達のために生きたいです」
「まるでこの先の未来を知っているような感じなじゃな」
「ダンブルドア先生もご存じでしょ？私が占い学を得意とすることを」
「そうじゃな、Aの占いはよく当たる」
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rio - 初めまして！とても面白い作品ですね！そこで気になったのですが、このページのセブルスのMs.だと女性になってしまうのでMr.に直したらどうでしょうか？初めてのコメントなのにすみません。 (2017年7月21日 8時) (
レス) id: ad649c3ec9 (このIDを非表示/違反報告)
レオン - 面白いです。
更新待ってます。
頑張ってください (2015年9月22日 20時) (携帯から) (レス) id: 0ee014a90c (このIDを非表示/違反報告)
雪月花(プロフ) - *雪兎*さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2015年7月12日 19時) (レス) id: ef8b53ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
雪月花(プロフ) - 陽菜さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2015年7月12日 19時) (レス) id: ef8b53ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
*雪兎*(プロフ) - (.o. )⌒_\_ﾝﾊﾞｧ。更新待ってます。頑張って下さい。 (2015年7月12日 2時) (レス) id: cec5bf7439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2015年7月7日 17時
