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気付かされた気持ち1 ページ16

「A〜こっちこっち!」
「お待たせ。」
「今日はごめんね〜。」
「いいよ、丁度空いてたから。」


私は慣れないスカートを履き、慣れない化粧をして友達と合流した。
これから何をするかというと俗に言う合コンだ。
最初は断ったのだがどうしても1人足りないのと友達の香織と奈津子に、あんた彼氏が欲しいんでしょ?行動しなさい!と焚き付けられ渋々了承したのだ。

指定のお店は夜景の見えるお洒落なイタリアンのお店だ。
通された部屋は個室ですでに男性陣が来ていた。
早速乾杯をして自己紹介をする。

商社の営業に看護師、大手銀行マンと職業は申し分ない。
流石に私は正体を明かすわけには行かないのでコナン君達と同じように自動車関係の営業だと伝える。

「「「かんぱ〜い!」」」

お酒も入って楽しい雰囲気で進む。
相槌を打ちながら分析をする。
奈津子は銀行マン、香織は看護師の男性に気があるようで男性側もまんざらでもない様子。
それならばと私は商社の営業の彼・・・大石潤さんと話をする事にした。
流石、営業マンだけあって話が尽きない。
巧みに相手の懐を引き出して褒めるのは感心ものだ。

「Aさんはどういった男性が好み?」

よくよく思えば男性のタイプを考えた事がなかった。
う〜んと顎に手を置いて考える。

「・・・安定した職業に料理が出来てスポーツカーに乗って強引な所。」
「・・・それって結構特定されるよね?」
「え?そうですか?」
「そこまでポンポンと特長が出てくるならその人が好きなんだと思うけど心当たりないの?」

他の4人も話を聞いていたようで同じようにうんうんと頷く。
それに当てはまる人・・・降谷零。

「そんなバカな?!」
「「いやいや。」」
「・・・もしかしてA気付いてなかったの?」

だってあれは上司なんだ。
俺様でパワハラセクハラ上等のゴーウィングマイウエイの上司なんだ。
その人が好きだと?!

気付かされた気持ち2→←上司と自販機2



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月詠(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!少し更新スピードが落ちてますが気長に待っていただければ幸いです。 (2019年11月29日 21時) (レス) id: a4fc351ca6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年11月16日 0時) (レス) id: fb97b4034b (このIDを非表示/違反報告)
月詠(プロフ) - まよさん» 初めまして。ありがとうございます!すごく励みになります。気長にお付き合いくださいませ。 (2019年9月27日 17時) (レス) id: c30e1cbeb8 (このIDを非表示/違反報告)
まよ(プロフ) - 初めまして(^^)すごい面白くて夢中で読んでます!更新楽しみにしてます! (2019年9月26日 12時) (レス) id: f3e2704753 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月詠 | 作成日時:2019年9月13日 17時

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