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上司と小さな探偵4 ページ36

――マヤ恐ろしい子!

確かに近くに何台か停泊していた水上バイクはどれも犯人が乗っていた水上バイクと排気量が同じものだった。
排気量が同じだと追いつくかどうが怪しい。
その時遠目に目に入ったのが私が乗った水上バイクだったのだ。
少しロスしてしまうが水上に出れば無法地帯となる。
ならばとあえて

「さすがコナン君。正解だよ。」

カウンターの中から頬杖をつきながら我が上司は答える。

「まさか、安室さんもコナン君にバレているとは思いませんでした。」
「小さいながらに観察力は凄いねー。流石毛利さんに鍛えられてるだけある。」
「へへー。あ、僕そろそろ行かないと。A姉ちゃん、安室さんまたねー。」

降谷さんが探るような視線をすると何故かコナン君は慌てるように残っていたジュースを飲み干し、足早にポアロから出て行く。
コナン君が居なくなるとお店の中は私と降谷さんのみ。

−−微妙な空気。

コナン君に私達の正体がバラされなおかつ、私は今サボっている真っ只中だ。
ニコニコと笑みを絶やさない上司が怖い。
ご飯はほぼ食べ終えていたからここはささっと撤退するに限る。
コーヒーを飲み干し伝票を手に立ち上がる。

「おや?もうおかえりで?」
「まだ仕事残ってますから。」

出来るだけ目を合わさないようにする。

「・・・今回は仕方がない。俺もバレてしまってるからな。俺でバレるなら確実にお前もバレるから仕方ない。」
「・・・そうですね。」

どっから来るんだその自信。
まぁ、あながち間違ってはいないが・・・

お金を払い、店から出ようとすると飛び止められる。

「バレたついでだ。牛乳買ってこい。」
「何で?ついでじゃないし!」

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月詠(プロフ) - レイさん» レイ様、御指摘ありがとうございます。修正しましたm(_ _)m (2019年8月11日 21時) (レス) id: b52fda04e7 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 上司とサーブその後2で降谷が降る谷になってますよ! (2019年8月10日 14時) (レス) id: 2a5165e334 (このIDを非表示/違反報告)
月詠(プロフ) - マイアミさん» マイアミさんありがとうございます!これからも気に入っていただけるように更新しますのでよろしくお願いします(^ ^) (2019年6月30日 21時) (レス) id: b52fda04e7 (このIDを非表示/違反報告)
マイアミ - 面白いです!トリプルフェイスで降谷さんが1番好きなので降谷さんメインは私的にすごく嬉しいです!話もコメディで私の好みにドンピシャでした!更新頑張ってください! (2019年6月29日 23時) (レス) id: 5a7eba5d7a (このIDを非表示/違反報告)
月詠(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!そういっていただけると励みになります^_^ (2019年6月14日 18時) (レス) id: 642c4e30ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月詠 | 作成日時:2019年6月7日 18時

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