天使と悪魔の契約は甘いお味【JW】 (ページ20)

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15話ページ20

藤宮みな美side

やっと4限目で、後もうちょっとで終わる。
時計ばっか見てたから、授業の内容が頭に入ってへんけど気にしてへん。

キーンコーンカーンコーン

！きたーーー！！！

先生「号令ー」

日直「起立ー礼！」

生徒全「ありがとうございましたーー」

やっと終わった！
私は、片付けをゆっくりすましたり
荷物をそのまんま置いてトイレ行ったりして他の人がおらんなるんを待った。

シーン

篠山「みな美ー。誰もおらんなったで？」

みな美「おん」

篠山「話ってなんや？」

……来た。言うんや！好きやって！

みな美「私な？ずっと篠山くんが好きやねん！私と付き合ってください！」

篠山「え？……嘘やろ。ありえへん」

……え？

篠山「何でみな美が言うねん。俺が言いたかったわー。改めて俺から言わしてや」

みな美「お、おん？」

篠山「俺はみな美が好きです。俺と付き合ってくれませんか？」

みな美「！！……はい！！」

両思いや！
篠山くんが彼氏/////
西川もおらんなるし！私幸せや！

2人で教室に戻って、お昼ご飯食べる。
ついつい、にやけてまう顔も必死で隠す。
私は、付き合えたことにも西川が邪魔してくることがないことにも

満足してた。
身体中から満足感が溢れてる。

やから、気づかんかったな。

レイルさんが私を見ていたことも。
明日、お代をもらいに来ることも。

そして、この満足感が今だけなことも。