18 ページ18
ren side
俺、優太くんはもちろん、Aと仲良かったらしいわ。
なんか、俺、わかってしまったかもしれん。
中学のときにできた彼女と上手くいかなかった理由、その後彼女作る気にもならなかった理由、全部あいつなんかな…
たった数時間やけど、一緒におって感じた居心地のよさ。
もちろん優太くんがおるからってのもあるかもしれんけど、しばらくの間、女子とろくに会話してこなかった俺が何も考えずに会話できたなんて、びっくりやわ。
俺が求めてた居心地のよさ、これかもしれん。
prrrrrrr
大「もしもーし！れーん！大吾やでー！久しぶりやなぁ！」
タイミングよく大吾からの電話。
相変わらずテンション高いわ。笑
廉「久しぶりでもないけどな。笑」
大「廉がおらん学校、刺激が少ないわ。笑」
廉「なんやそれ。笑」
大「そういえば今朝も永瀬ロードあったで。廉が転校したことみんな知らんねんなー。まぁ、今日のうちにだいぶ転校したこと広まっとったから、明日からはなさそうや。そっちではどうなん？」
廉「学校はまあ、言わなくても分かるやろ。笑」
大「人混みでもみくちゃにでもされたか。笑」
廉「…まあ、そんなとこや。てか俺な、見つけてしもてん。」
大「何を？」
廉「…もやもやの原因。」
大吾とは結構ディープなところまでいろいろ 話しとったから、具体的に言わんくても察してくれる。
大「進展あったら、その都度教えてな。」
廉「おう。わからんことあったら相談するし、大吾くらいにしか言われへんことやから。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 100人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Shino | 作成日時：2020年1月16日 20時
