シロツメクサ_Ren.N (ページ13)

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あなた side

家のリビングに″レン″くんを通して、お兄ちゃんはアルバムを取りに行くらしい。

彼と2人きりなんて何話したらいいのかわからないし、そもそも顔見れないし…

だから飲み物でも準備しようかなってキッチンに行こうと思ったのに…

優「A！廉くんを1人にするなよ！とりあえず俺が戻って来るまで話してて！」

廉「ははっ！そんな気にしないでええですよ？」

優「とにかく、A！わかったな？」

「はぁーい…」

って言われても…ね…？

廉「なぁ、なんで下ばっかり向いてるん？同い年やろ？仲良くしようや！」

「…いやぁ、、だって、、」

″かっこよすぎて見れない″なんて言えないもん…

廉「かっこよすぎて見れません～ってか！」

「ぅえ？！！！」

廉「心の声、漏れとったで！笑」

「ぎゃああああ！聞かなかったことに！！！忘れてください！！！！！」

廉「それはムリ、やな！笑」

優「Aどうした？？顔真っ赤だぞ？具合でも悪いのか？」

「ぜ、ぜんぜん、だい、じょぶ、だよ…」

優「大丈夫そうには見えねーけど、本当に大丈夫？」

「…大丈夫！」

″レン″くんは笑いを堪えて肩を震わせているし、お兄ちゃんやめてよー、もう！！！

「わ、わたし、飲み物持ってくる！！！！」