シロツメクサ_Ren.N (ページ2)

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ren side

この学校に通えんのあと何日なんかな？

そんなことを思いながら学校へ向かって足を進めていると、後ろから走ってくる足音が聞こえた。

大「おっはよーさん！」

廉「ってー！！おい、大吾！痛いわ！」

俺の肩にタックルしながら駆け寄ってきた西畑大吾はこっちに転校してきたときからの仲で、中学でも一緒におったし高校も一緒。

大「先ずは″おはよう″やろ！」

廉「…おはよう。」

大「よろしい！」

なんやそれ、って心の中で思いながらも、俺の大阪での生活が楽しいんはコイツのおかげなんやなーなんて、しみじみ思ってしまった。

廉「大吾、俺な…転校するんやって。」

大「…そうなんや、、どこに、行くん？」

廉「…東京やって。」

大「遊びいく！！！遊び行くからな！！！
東京なんて新幹線乗ったらすぐやん！」

確かにすぐ、やな。

北海道とかちゃうくてよかったわ。

ちょっと寂しそうな表情をしつつも、ポジティブに考えてくれる大吾は、ホンマに俺の事よう分かっとるな。