今日よりもっと、好きになる。【JN】 (ページ35)

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二度目は止められなかった。

ズボンを下ろせば、Aちゃんの下着の中心部は濡れていて、人差し指で割れ目をなぞる。

『あ…っ、』

感じた事のない快感に、自分の口から出た声を隠すようにAちゃんは両手で口を覆った。

「可愛い声…もっと聞かせて」

隠されると余計に聞きたくなる。
何より、どこに触れられて気持ちいいのか知りたい。

Aちゃんに忘れられない初体験をさせてあげたい。
記憶に残るような、僕との甘い時間を。

もどかしい感じが、不思議と心地いい。
Aちゃんの反応を見ては、次に進んで。
僕を受け入れてくれるように、心と体を解して。

「力抜ける？」

溢れ出る蜜の量、初めこそ乾いていた部分は水音を立て、増やされていく指の数に、僕の指先を飲み込んでしまいそうに奥まで侵入を許してくれる。

「Aちゃんの事大好きだよ。僕の目を見て、キスをさせて」

安心させるような言葉をかけ。
優しく微笑めば、Aちゃんの口から一言。

『私も……ジンさんが好きです…』

Aちゃん以上に僕の方が彼女に満たされている。
たった一つの言葉で、僕を幸せにしてくれる。

一方的な僕の片想い。
押してばっかで、引くこともせず。
嫌われなかったのが、救いで。

一途に好きだと伝えていたのは間違っていなかった。
だからAちゃんは、今僕の腕の中にいる。

「ありがとう…僕を好きになってくれて…」

『ジンさん…』

唇を重ね、指先とは違う自信のモノを今度は充てがう。
溢れた彼女の蜜で先端を湿らせ、ゆっくりと中へと押し進めていった。