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お互いの思いをぶつけあえばそれはもう迷う必要は無くなってしまった。すっかり日も落ちて、住宅や店の明かり、街灯といった人工的な明かりが周囲を照らした。
チャニョルくんの手を握るとすぐに温かさを感じて止まらない幸福感がまたやってきた。
「Aちゃん....俺と付き合ってくれないかな？」
私はもちろん縦に頷いた。
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それから、チャニョルくんはスヨンちゃんと別れた。
好きな人が出来たから、と伝えたらしいけど、スヨンちゃんちゃんはなかなか応じなかったらしい。
「なんか復縁までにいろいろあったっぽくてスヨン的に納得できなかったみたいだよ」
「え...なにそれ....」
「まあ....いろいろだよ。チャニョルは女関係に関しては知れば知るほど深くなる人だからね....」
「うわ、怖いな」
ベッキョンくんはヒヒヒ、といつものように笑った。ベッキョンくんもスヨンちゃんとは仲が良いみたいだけど、何かあったのかな？
「まあ、俺とチャニョルもいろいろあったからね.....」
とだけ言ってそれ以上話さなかった。なんだろう.....すごく気になる！
「にしても、ほんとAちゃんはどうしようもない方を選んじゃったね」
「そんな言い方しないでよー、チャニョルくんもいいところいっぱいあるじゃん」
「うーん、まあね。
あ、そういえば明日の祭りはチャニョルと？」
「うん、一緒にいく」
ふぅ〜ん、と唸ったベッキョンくん。そのやけに上から目線のような見下げた表情にムッとする。でもベッキョンくんはそれをやめなかった。
「Aちゃんに、一つだけ教えてあげるよ」
「なに？」
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作者名：よるちー | 作成日時：2016年8月13日 1時
