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「う、そ……？」
私の手元にあるのはいつも読んでいるヤングジャンプ。
そして、今週のヤングジャンプの東京喰種は……
「なんで、カネキくんとトーカちゃんがヤってんの？」
カネキくんとトーカちゃんの……まあ、そういうシーンだった。
両眼からこぼれる大粒の涙。
コンビニにいる人が私を見ている。
でも、そんなの気にする暇もないくらいに私の心は余裕がなくて、苦しくて辛くて、どんどんと心が病んでいく。
私はさっさと自分の持ってたヤングジャンプを購入して、コンビニをでる。
「……買ったはいいけど、２人が付き合うなら……
こんな話なら、生きてる意味がないよ」
そう言って、私は道路に飛び出す。
信号は青だった。
車が私の体を簡単に轢いていく。
さようなら、私の初恋
一筋の涙が頬を伝った
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作者名：ゆきのん | 作成日時：2015年6月15日 19時
