ずっとそばに、ぎゅっと空を。【KINGOFPRISM】 (ページ8)

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6.VioletColorworldー届けこの想いーページ8

ヒロside
♪〜
蒼い世界でー止まる時間ーきっと運命だったー手を伸ばせば広がるー
小鳥のさえずりと花たちのダンスでー
野原は世界一のステージになるー
自分はシンデレラースミレ色のメロディー
白馬の王子様を待っているー♪

胸が、高く強く鳴った。あの美しい声、聞き覚えのあるフレーズ。何なんだ……！？

♪Ａｈ………！
VioletColorworld………願う祈る咲く
スミレの花………！！！
出逢う君と(僕が)巡り逢うー
伝えてもいい？ー貴方が好きだよ…

私はずっとあの日の約束信じてたんだ…♪

キラッ
A「パッ
プリズムラーイブ！！！！」
ハープを持って演奏しながら踊り舞う
シャッ

A「スターダストスプラッシュ！！」
決まった！その調子。
シャッ

「２連続！！眠りの爽やかマーガレット！！」
シャッ

「3連続！！ポロロン…森の秘密の音楽会！」
シャッ

「4連続！！ルミナスキーッス！チュッ♡」
ここまでは練習どおりだ…。がんばれ！

シャッ

「5連続！！シャイニースカイフォレスト！！」
シャッ

「6連続！！ラブリーハニーアロー！！バ〜ン♡」

べる「ま、まさか…！？7連続？！」

シャッ

「7連続！！フラワーシャワーシンデレラ！！」

シャッ

「8連続！！スペースイルミネーションスパイラル！！」

シャッ

「9連続！！ラベンダーコンチェルトー！！」

ラベンダー、コンチェルト？
『ラベンダーコンチェルトー♪』

やっぱり、Aちゃんはあの子…？

まさかあの歌は、………。

シャッ
「10連続ッきゃあああー！！」
落下してくA、ヒロはリンクへ駆け出していた
ポスッ…
A「あ、れ…？痛く…な…い？」
そう思ったらヒロにお姫様だっこされていた。

やっと思い出した

違和感があるときもあった

あの子は、あの時逢った子は…

こんなにもすぐそばにいたんだ……

そうして僕は膝をついた

雫を一滴流しながら

ヒロ「美しい……僕は君のプリズムショーに惚れたみたいだ………！」

それを聞いたあの子は、涙がボロボロと流れていた

ヒロ「やっと…………逢えたね……！光になってくれて、ありがとう………！」

観客がいるとかは関係ない

A「や、約束、守れたね…………！」

彼女は笑顔で、そう言った

そうして僕は

あの子の手に、

キスをした

観客「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ！！！！」

このショーはAが１番になった

それからの報道は僕との関係のことばかりだった