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1.花畑 ページ2
Aside
これは、エーデルローズに来る前の、私がはじめてプリズムショーをした時の話。
9歳ぐらいの時、スミレの花であふれた花畑で、お客さんは花たちで。蒼く澄みわたる空の下で。
♪蒼い世界でー止まる時間ーきっと運命だったー手を伸ばせば広がるー小鳥のさえずりと、花たちのダンスで野原は世界一のステージになるー♪シャッ
『ラベンダーコンチェルトー♪』
パチパチ…
？「すごいショーだね！そして美しい…君のショーに僕は惚れたみたい！」
A「えっっ。///」その男の子は膝をつき、私の手にキスをした
？「また魅せてね。君のプリズムショー。約束…！」
A「や、約束…！です。」
そうして、それきりだった…。それでも私はまだあの日を思い出し、信じている…。逢えるよね…。
ヒロ「何考えてるの？Aちゃん？」
A「あっ、ヒロさん…。なんでもないです。」
ヒロ「そっか。グンナイ♪」
ときどき思うのは…ヒロさんはどこかあの男の子に似ていた…気がする…
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作者名：ぺんぎんふらっぺ* | 作成日時：2018年6月30日 15時
